(写真:アフロ)

「2022年の五輪が自国である北京で開催されることもあり、中国は何が何でも金メダルを取ろうと躍起になっています。すでに“羽生潰し”の動きも出始めているようです」(フィギュア関係者)

 

中国がフィギュアスケート界を騒がせている。6月、中国のフィギュアスケート協会がグランプリシリーズ中国杯などの国際大会を開催中止すると発表したのだ。そうした決定に困惑しているのが、羽生結弦(23)。というのも五輪を連覇した羽生にとって、中国杯は特別な大会だからだ。

 

「彼は中国杯で優勝したことが一度もないんです。そのため『今回こそ優勝を!』と意気込んでいましたが、最終的に代わりとなるフィンランド大会への出場を決めました。ただそうなると練習面での再調整も必要となってくるでしょうし、影響は決して小さくはありませんよ」(前出・フィギュア関係者)

 

さらに中国は、別の動きも見せ始めていた。それは、羽生のコーチであるブライアン・オーサー氏(56)への急接近。8月11日、中国のフィギュアスケート協会がオーサーコーチのチームと提携調印式を行っていたのだ。

 

「オーサー氏はこれまでも複数の選手を指導してきましたが、国全体のサポートとなれば話は別です。もちろん現地での指導はスタッフなども行うでしょうが、オーサー氏も駆り出されることになるはず。彼が羽生選手を指導する時間は、激減することになります。また中国からすれば、オーサー氏の指導方針を知ることは“絶対王者の秘密”を探るきっかけにもつながりますからね。こうした中国の動きに、羽生陣営も戦々恐々としているようです」(前出・フィギュア関係者)

 

着々と進められる中国包囲網により、羽生の再スタートは波瀾の幕開けとなりそうだ。