3月20日から行われた世界選手権、女子は日本勢が表彰台を逃す結果となった。
初出場の紀平梨花(16)はフリープログラムで自己ベストに迫る152.59点を記録。だがショートプログラムが7位と出遅れたことが響き、結果は4位に終わった。いっぽうショートで2位だった坂本花織(18)は、フリーで145.97点。トータルでは222.83点の5位だった。
「紀平選手の地元・西宮市には、勝負事の神様として有名な廣田神社があります。彼女は毎年必ず初詣でに訪れているそうです。正月に奉納した絵馬には『今年全ての大会で自己ベストを更新できますように』と勝利への強い思いが書かれていました」(地元の住人)
毎年、シーズン開幕前に阪神タイガースが訪れることでも知られているこの神社。実は、坂本も世界選手権の直前に極秘参拝していたという。
「世界選手権の1週間ほど前に、坂本選手もお母さんといっしょに来ていたんです。神社内にはお社が13社もあるのですが、彼女はその全てを参拝。一つひとつゆっくりと、真剣な表情で手を合わせていたそうです。プライベートでも仲のいい紀平選手が、彼女に教えたのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
フリーの後には、悔しさのあまり涙を流していた坂本。その思いはきっと、来季の糧となるはずだ。
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