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大相撲7月場所の7日目から休場していた幕内力士・阿炎(26、本名・堀切洸助)。7月場所前と場所中にキャバクラへ行っていたことが、8月5日に報じられた。

 

各メディアによると、日本大相撲協会は観客を入れた7月場所の開催に向けて、新型コロナウイルスに関するガイドラインを設置。そのなかには、「不要不急の外出を自粛する」と明記されていたという。阿炎は同協会に引退届を出したとも報じられた。

 

またNHK NEWS WEBによると、阿炎は同協会の聞き取りに対して虚偽を説明。実際に行った回数は10回だったところ、2回と偽ったという。さらに同席した力士に対し、口止めをしていたとも報じられた。

 

これまでも阿炎の素行は、問題視されてきた。

 

「阿炎は19年11月に、若元春(26)の手足をテープで縛った動画をSNSに投稿。ネットで批判を浴びました。協会からは厳重注意を受け、反省文を提出したといいます。この騒動を受けて、力士個人のSNSは禁止に。さらに今年2月、角界ではSNSに関する研修が行われました。しかし研修後、阿炎は『爆睡してた』と報道陣に向けて軽口を叩いていました」(スポーツ紙記者)

 

15年3月の春場所で、新十両に昇進した阿炎。当時20歳だった阿炎は祝賀会で、両親に「20年間、迷惑ばかりかけてすみませんでした。これからは親方の下で頑張ります」と誓ったという。

 

その後も18年の初場所で新入幕し、19年の名古屋場所では新小結に昇進するなど順調に番付を上げてきた。

 

プライベートでは、今年6月に3年間交際した女性と結婚したばかり。各メディアによると、「場所前に籍を入れて、すっきりとした状態で初優勝を目指したい」と決意を表していたという。

 

本誌は今年7月、阿炎の母・早苗さんを取材。少年時代からヤンチャだったという阿炎は、厳しく躾けられてきたという。早苗さんは堀切家のルールは、“他人に迷惑をかけたり、イジメたりすることは許さない”と明かしていた。

 

角界で活躍する息子に向けて、「けがをせずに、長く相撲を取ってほしいということが、いちばんの願いです」と母親ならではの思いを語っていた。

 

また息子の将来について、こんな理想も聞かせてくれた。

 

「お嫁さんとは楽しく過ごしてほしいです。いずれ息子が相撲部屋を持つようになったときには、彼女がおかみさんとして部屋を支えてくれるのでしょうね」

 

阿炎の処分や引退届については、6日に同協会で検討されるという。一家のルールに背いた阿炎は、自身の行いをどう受け止めているのだろうか。

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