■夫婦で乗り越えた愛犬の死
そんな門倉氏と民江さんが結婚したのは、98年12月。門倉氏は家族や愛犬との日常生活をブログに綴るなど、夫婦円満な様子だった。そんな夫妻は、動物愛護活動に熱心なことでも知られていた。
「初めて飼った犬に、ブリーダーが交配を勧めてきたことで不信感を抱いたそうです。そのことを機にペットの生活環境やボランティアなどについて、夫婦で知識を深めていったと聞きました。
そんなある時、一家で引き取ったシニア犬がわずか3カ月で旅立ってしまったのです。民江さんの悲しみは深く、その時も毎日泣き暮らしていたようです。民江さんの様子を見かねた息子さんからは、『一度、活動から離れてみては?』と声をかけられるほど。
ですが門倉さんは落ち込んだ民江さんを支え、その後も犬を引き取るなど夫婦で活動に励んできました。ご主人が再びいなくなってしまった今、民江さんの心中は察するに余り有ります」(動物愛護団体関係者)
実家にも姿を現していないと一部で報じられ、現在も行方不明の状態の門倉氏。果たして、民江さんと向き合う日はやってくるのだろうか。
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