■食が細かった大谷のために母親
実家の大谷家でも、ホットプレートがよく食卓に登場していたと語るのは、大谷家の知人だ。
「小さいころから食が細かった大谷選手のために、母親の加代子さんが“なんとか楽しく食べられる雰囲気をつくろう”と苦心していたそうなんです。それで思いついたのが、ホットプレート。週末は家族そろってホットプレートを囲めば、会話もはずんで知らず知らずのうちに、いつもは小食な大谷選手もたくさん食べられたといいます」
大谷家の“雰囲気づくり”は、食事だけに限らない。両親が決めたルールもあったという。
「父親の徹さんは“子供の前で絶対夫婦げんかはしない”と決めていたそうです。みんなで食卓を囲む一家だんらんを、何より大切にしてきたそうです」(前出・大谷家の知人)
大谷は日々、思い出のホットプレートで独り“家族の味”をかみしめ、明日への英気を養っているのだろう。
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