中田翔選手(32)によるチームメイトへの暴行が発覚したプロ野球・北海道日本ハムファイターズ。さらに選手と思しき人物による人種差別的発言も明らかとなり、球団に対して失望する声が上がっている。
『J-CASTニュース』によると、さかのぼること4月11日、日ハムの公式Twitterアカウントは選手らが円陣を組む動画をアップした。その動画内でコンゴ出身の父を持つ万波中正選手(21)が声出し役を務めたところ、チームメイトとみられる人物の声で「日サロ行きすぎだろお前」との発言があったという。
肌の色を揶揄する言動は許されるものではない。何より公式SNSに動画がアップされたということは、「球団側も“日サロ発言“を問題視していなかった」ということを意味する。
そのためネットでは、日ハムのコンプライアンス意識に対し厳しい声がこう上がっている。
《日ハムのコンプラがグズグズだなあ。中田の暴行で色々と注目されてんだろうけど、動画でハッキリ残ってるのに不問だったの球団の責任だよなあ》
《日ハム、ちょっと前まで優等生の大谷選手がいたとは思えないコンプラ的な墜落に正直みていられないつらさがある。北海道の誇りだったのに……》
《コンプラ意識低過ぎじゃない?》
そんななか、火に油を注ぐ事態も起こっている。日ハムの公式Twitterは“日サロ発言動画”を削除。そして8月18日、Twitterに《誤解を招く可能性のある一部ツイートを削除いたしました》と投稿した。
しかし「誤解を招く」との表現に非難が集中することに。ネットでは「誤解じゃない!」と怒りの声が上がっている。
《誤解を招く可能性のある内容ではなくて、人種差別発言という事実が存在していた その事実を削除するのはミスリードを防ぐのではなくてただの隠蔽》
《自分は悪くない、見た人が誤解したせいだと強弁する北海道日本ハムファイターズ》
《誤解を招く、じゃないよね》
《言ってはいけない事を言った時に「誤解を招いた」って言い訳する文化やめましょうよ》