■《姪っ子と一緒にのんびりしたい》
持ち前の“睡眠力”でラストスパートをかける大谷だが、最近、さらにモチベーションが上がる出来事があったようだ。スポーツ誌『Number』(9月24日号)のインタビューで大谷は残りのシーズンを、
《この1カ月が一番しんどいし、大事なのかなと思います》
と真面目に語る一方で、“閉幕後の楽しみ”についてうれしそうにこう語っていた。
《1週間くらい、何も考えずにゆっくりしたいですね。最近、姪っ子が産まれたので、一緒にのんびりしたいなって、ふとそんなことを考えたりしています。シーズンも残り、あと1カ月ですからね》
’16年1月に兄夫婦に長男が誕生してすでに“おじさん”となっていた大谷。甥っ子に続いて、姪っ子が誕生したのは姉夫婦だという。
「大谷選手の2歳年上のお姉さんが、昨年1月に結婚しています。都内のホテルでおこなわれた披露宴には、大谷選手も出席。日ハムの栗山監督が乾杯の音頭を取りました」(地元紙記者)
その姉の結婚相手、実は大谷の“恩師”だった。
「お相手は大谷選手の母校・花巻東高校の野球部部長のAさんです。2人が交際していることは、周囲もほとんど知らなかったそうで、野球部の関係者も皆、びっくりしていました」(前出・地元紙記者)
花巻東高校野球部時代の大谷を指導していたのは佐々木洋監督だが、“義兄”となったAさんとも在学中、大谷は深いかかわりがあったという。
「Aさんは佐々木監督の母校である国士館大学野球部の後輩にあたります。佐々木監督が花巻東高校の監督に就任し、その後に同高に社会科教諭として赴任してきたのがAさんでした。佐々木監督からすれば“頼れる右腕”です。
また、歴代の同校野球部員たちにしてみればAさんは、絶対的な存在である佐々木監督には決して言えないような愚痴や悩みを親身になって聞いてくれる優しくて頼れる兄貴的存在でした。保護者や同僚からの信望も厚いです」(前出・地元紙記者)
Aさんは部員たちの精神面を主にサポートする立場だったようだ。
「人生相談に乗ったり、佐々木監督と選手が話し合う進路相談を見守る役割という感じでした。高校時代の大谷選手も、部長のアドバイスのおかげで伸び伸びと活躍できたようです。大谷選手にとっては、自分が高校生のときからお世話になっていて、信頼できる部長と実姉の間に生まれた姪っ子となれば、それはもう目の中に入れても痛くないはずでしょうね」(前出・地元紙記者)