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「自分が常に持ち歩いていたプーさんのティッシュケースが今、トロントでお留守番中なんですよ。それでコロナ禍で急きょ日本に帰ってきた後に、新しく“相棒”を作ったんですね。だから、なんか今、ある意味では浮気してるみたいなんですけど」

 

冗談っぽく顔をしかめてこう明かしたのは、羽生結弦(27)。プロ転向発表後、7月23日放送の緊急特番『羽生結弦 感動をありがとう〜終わりなき挑戦〜』(テレビ朝日系)に本人が出演。

 

長年使っているくまのプーさんのティッシュケースが練習拠点だったカナダのトロントにあり、現在は別のものを使っていると語ったのだ。

 

熱心なファンは、その変化に気づいていたようだ。

 

「’20年12月の全日本選手権では、新しいプーさんになっていました。それまではシンプルなデザインだったのが、毛並みがふわふわの、柚子を持ったプーさんになっていたんです。ファンは“ゆずプー”と呼んでいて、羽生くんの愛用が判明した時点で、みんな同じものをこぞって購入していました。もちろん、私も持っています(笑)」

 

羽生の“プーさん愛”は世界中が知るところ。演技後にぬいぐるみが大量に投げ込まれる“プーさんシャワー”はおなじみの光景だ。

 

「彼は小学生のころから20年近くプーさんファン。ティッシュケースについてはジュニアのころにはすでに使っていたようです。それ以外のプーさんグッズも持っていて、部屋中がプーさんだらけだと話していたことも。プレゼントのプーさんが多すぎるので、海外の試合のときは現地の子供たちにプーさんを寄付するようにもなりました」(スポーツライター)

 

好きな理由は、常に極限まで自分を追い込んできた羽生ならでは。

 

「本人が『ぬいぐるみなんで、安定して同じ顔しているから……』と話していたことがあります(笑)。試合前の緊張のなかでも、いつも同じ緩い表情でいてくれるので安心するという意味のようです。苦楽を共にしていますから“戦友”“コーチ”だとも話していましたよ」(前出・スポーツライター)

 

そんな本命の相棒を置いてけぼり状態にしている心境を、

 

「本物ちゃんを早く迎えに行かないとなという気持ちと、これからも常に一緒にいたいなと思います」

 

と、特番で話していた羽生。2年以上にわたった“浮気”の解消のためにも、遠くない未来にカナダ入りを考えているようだ。

 

「カナダには、10年間師事していたブライアン・オーサーコーチ(60)はじめお世話になったスタッフがたくさんいますし、頻繁に通っていた治療院もあります。感謝の挨拶回りを兼ねての渡航は考えているでしょう」(フィギュア関係者)

 

プロ転向後もストイックにフィギュアスケートを追求していくことを表明した羽生。本命プーさんが浮気を許して、新しいステージでも彼を支えてくれますように!

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