大谷翔平 手術費3千万円に12週間リハビリプログラムが!その療養食がマズい理由
画像を見る 右肘をおさえて苦悶の表情を浮かべる大谷(写真:スポニチ/アフロ)

 

■「翔平があまりに不憫」一平さんが嘆息

 

だが、一日も早い回復を切望する大谷は、療養食だけでは満足しなかったという。前出の在米スポーツライターは続ける。

 

「日ごろから大谷選手はプロテインを飲むことが多かったそうですが、手術後、よりたくさん飲むようになったそうです。ところが医師から『プロテインの取りすぎはむしろ逆効果』だと言われ、バランスのよい食事をするよう注意されたそうです。それでも大谷選手は毎日のようにレバーなどと一緒にプロテインを摂取してしまうのだとか……」

 

新たな管理栄養士が手がけた工夫のメニューも、大量のプロテインで“激マズ”に……。

 

横浜南共済病院でスポーツ整形外科部長を務める山崎哲也氏もこう語る。

 

「やはり手術後はバランスのいい食事が何よりも大事です。基本的に手術は健康な部分にもメスを入れることで“ケガをさせる”わけですから、回復を考えたときにプロテインを必要以上に取ることはおすすめできませんね」

 

かたくなな大谷を一平さんも人一倍、心配しているという。

 

「あまりにストイックすぎる大谷選手を見かねて、一平さんは気分転換に何度も外食を勧めたそうですが、首を縦に振ることはないそうです。一平さんは近しい人に『翔平があまりに不憫だ』と嘆いているそうです」(前出・在米スポーツライター)

 

今回のプログラムは12週間というが、大谷のリハビリ生活はいつまで続くのだろうか。前出の馬見塚理事長は言う。

 

「リハビリは安静期、回復期、復帰期、再発防止期と4期に分かれます。トミー・ジョン手術は米国では約300万円といわれていますから、今回の一連の手術費が3千万円ならば、専任の理学療法士などのサポートも得て、しっかりやるのでしょう。リハビリは試合へ復帰してからもずっと行うものなのです。復帰の時期としては、来年は打者、再来年は二刀流として、また皆さんの笑顔につながるような活躍をすると私は信じています」

 

スポーツ紙記者は言う。

 

「大谷選手は今季、25試合を欠場しましたが、投手として10勝、打者として40本塁打20盗塁以上を達成したのはメジャー史上初めてのこと。来季、フル出場できたら打者としてさらに記録を伸ばすことは間違いないでしょう」

 

そのためにも、大谷はリハビリしか頭にない状態だという。

 

「大谷選手はプライベートでは水原さんと代理人以外とはまったく会おうとしません。ただ、チームメイトたちとは連日SNSで連絡をとっているそうです。特に若い選手たちから『またショウヘイに会いたい!』とエールを送られていることが、何よりの“元気の薬”だったそうです」(前出・在米スポーツライター)

 

“激マズ”リハビリ食に耐えて、笑顔でスタジアムに復帰する大谷が今から待ち遠しいーー。

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