2月1日、阪神タイガースは沖縄県宜野座村でキャンプイン(写真:共同通信) 画像を見る

2月1日、オリックスバファローズと埼玉西武ライオンズの2チームを除くプロ野球10球団が一斉にキャンプイン。各地で新シーズンに向けてスタートを切った。

 

《バイトするならエントリー宜野座スタジアムでは、たくさんのファンの皆さんが見守る中、監督・コーチ・選手らがパレードをおこない球場へ入場。その後、宜野座村による歓迎セレモニーが行われました》(阪神タイガース球団公式Xより)

 

昨年、岡田彰布監督が掲げた「アレ」を実現、38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガースは、「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」(沖縄県宜野座村)で始動。歓迎セレモニーに多くのファンがつめかけた。ここで気になるのが、キャンプで使われているスタジアムのなんとも長い名称だ。

 

「昨年までは『宜野座村野球場』や『宜野座ドーム』などと呼ばれていましたが、昨年9月に人材派遣会社の『株式会社エントリー』がネーミングライツ(命名権)を取得しています。それにともない、球場の愛称が『バイトするならエントリー宜野座スタジアム』、ドームは『バイトするならエントリー宜野座ドーム』となりました」(スポーツ紙記者)

 

宜野座村では、球場の維持費等を確保するために昨年ネーミングライツの公募を実施。契約金は年間約600万円だという。

 

同様に、横浜DeNAベイスターズがキャンプで使用する球場は、これまで「宜野湾市立野球場」と呼ばれてきたが、今年2月1日から「ユニオンですからスタジアム宜野湾」の愛称に。これは、スーパーの「ユニオン」を運営する「野嵩商会」がネーミングライツを取得したため。市立投球練習場は「ユニオンですからブルペン宜野湾」、市立多目的運動場は「ユニオンですからドーム宜野湾」になっている。こちらのネーミングライツ料は年間550万円だ。

 

「また、今シーズンからプロ野球の2軍に参戦する球団『くふうハヤテベンチャーズ静岡』の本拠地は、地元にある食品メーカー『いなば食品』がネーミングライツを取得し、愛称が『ちゅ〜るスタジアム清水』になりました」(前出・スポーツ紙記者)

 

活性化するネーミングライツのマーケット。ニュースや新聞で見聞きする球場のユニークな名前に、ファンの反応もさまざまだ。

 

《阪神タイガースのポスト通知の1/3ぐらいが「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で埋まってしまってる》
《阪神のキャンプ地のスタジアムの名前が長くてびっくり》
《ユニオンですからスタジアム宜野湾ってジワジワくる》
《沖縄の球場って、ネーミングライツおもしろい》
《ユニオンですからスタジアム宜野湾って名前が強すぎる》

 

今後も、驚くようなインパクトの球場の愛称が増えていくかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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