2月11日、練習後に談笑する(左から)大谷翔平、水原一平通訳、山本由伸、園田芳大通訳 画像を見る

「ソノ、ソノさん」

 

2月15日、米アリゾナ州でキャンプ中のドジャースが練習後に恒例の「手羽先大食いコンテスト」を開催。私服姿で会場を訪れた大谷翔平(29)が「誰が優勝すると思うか」との問いかけに名前を挙げたのが、チームメイト・山本由伸(25)の専属通訳を今年から務める園田芳大氏(そのだよしひろ、46)だった。

 

コンテストでは制限時間45分以内にどれだけ手羽先を食べられるかをチーム関係者で競い合い、園田氏は69個を食べて見事優勝。大谷の期待に応えてみせた。優勝後はファーストネームの「ヒロ、ヒロ」の大コールで観衆からも祝福され、大谷、山本と肩を組みながら満面の笑みで記念撮影に収まった。すでに大谷からも慕われている様子の園田氏とはどんな人物なのか。

 

「園田さんは熊本県出身。野球経験は小学校までで、通訳の仕事はこれが初めて。山本選手が所属する米大手代理人事務所が出していた日本人通訳の求人に応募して、5回の面接を経て採用されたという異色の経歴の持ち主です。未経験ながら採用された理由は、いつも笑顔で誰からも愛される人柄の良さと、抜群のコミュニケーション能力だったとか」(現地ジャーナリスト)

 

中学校からは柔道部に所属し、龍谷大学時代には「関西学生柔道体重別選手権大会」の86kg以下級で3位入賞の成績も収めた。大学卒業後には単身渡米して映画関係会社に就職。ハリウッド映画の製作に携わっていたという。世界最大級の映画データベース「IMDb」のサイトには、園田氏の名前が登録されている。

 

「照明技師は、撮影に使う大量の照明機材を設置してケーブルを安全に配線するスタッフのことで、華やかな世界を影で支える裏方の仕事ですね。データベースによれば、これまでに『メン・イン・ブラック3』『アメイジング・スパイダーマン』『ニューイヤーズ・イブ』など、ハリウッドの人気映画50作以上に照明技師として参加しているようです」(映画関係者)

 

長らく続けた映画の仕事だが、昨年ハリウッドで起きた大規模なストライキを機に40代半ばで異例の転身を決意したという。

 

「園田さんは二回り近く年下の山本選手から『ソノピー』のあだ名で呼ばれるなど、イジられキャラとして早速馴染んでいて、大谷選手や通訳の水原一平さんとの距離もかなり近いように見えますね。持ち前の“愛され力”で、山本選手がチームメイトと信頼関係を築く懸け橋になれば、山本選手のパフォーマンスにも必ずいい影響があります。そうなれば大谷選手の目標であるワールドシリーズ制覇に一歩近づくことは間違いないでしょう」(前出・現地ジャーナリスト)

 

大谷にとっては強力な第二の“相棒”の出現になるかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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