大谷翔平 建設報道の豪邸が「ドジャースよりエンゼルスに近い場所」にある意外なワケ
画像を見る 初ホームランを放つ大谷(写真:アフロ)

 

■海沿いには青空に映えるパームツリー

 

ニューポート・ビーチには風光明媚な小さな島々も多く、港には豪華なクルーザーやヨットが並んでいる。日系の住民はこう語る。

 

「ここは富裕層が大多数の高級住宅街です。セキュリティを保つため警備員のいる門を通過してから玄関がある“ゲートコミュニティ”となっています。エンゼル・スタジアムは近くですが、ドジャー・スタジアムまでは車で約1時間弱かかります。日本でいう湘南や葉山といった感じでしょうか。ニューポート桟橋の脇には120年以上の歴史を持つ魚市場もあります。カニやロブスター、ムール貝など水揚げされた新鮮な魚介類が並び早朝からにぎわっています」

 

俳優のニコラス・ケイジ(60)やNBAのコービー・ブライアント(享年41)がかつて住んでおり大谷の元同僚、マイク・トラウト選手(32)は今も暮らしている。

 

「10億円を超える豪邸も珍しくなく、噴水、屋外&屋内プール、スパ、ジム、プライベートビーチなどが設置されています。近くにあるバルボア半島の先端『ザ・ウェッジ』は絶景ビーチで、日本人観光客にはほとんど知られていません」(前出の住民)

 

海沿いには青空に映えるパームツリーが並んでいる。真美子さんはそこが気に入ったようなのだ。

 

「昨年末、大谷選手がSNSに投稿した自宅インテリア写真に松ぼっくりが映っていました。真美子さんは彼の運気を上げることに興味を持っているようなんです。というのも昔から松ぼっくりは『開運とスピリチュアルな効果を獲得する』ものといわれています。また、種をたくさん持つことから『子孫繁栄』の象徴でもあります。

 

実はパームツリー(ヤシの木)の花言葉は『家族愛』や『守護』。ヤシの木は花から葉、幹、実まで全てを使える数少ない植物のため“命をつなぐ植物”として、家族を守ると尊重されてきたのです。それゆえ、このエリアは真美子さんにはパワースポットと感じたのでしょう」(前出の知人)

 

前出の在米ジャーナリストもこう語る。

 

「広大な庭にはデコピン専用のドッグランや、夫婦共通の趣味であるバスケットボールのコートも設置されるはずです。とはいえ、片道1時間の車通勤になるので、完成してすぐに住む可能性は高くないとは思います。将来、2人にお子さんが誕生したら移り住み、海を背景に、家族でバスケをすることを今は楽しみにしているのではないでしょうか」

 

次の日の試合でも大谷はホームランを放った。その背景には、理想とする新たな暮らしを2人で思い描くことで、大谷を笑顔にできる真美子さん流“応援術”があった。

 

次ページ >【写真あり】試合中の大谷を見つめる真美子夫人

関連カテゴリー: