大谷翔平&真美子さん 夫婦で求められる「大谷財団」設立…26億円別荘持つ“第三の故郷”ハワイへの支援も
画像を見る 17日の始球式で、心臓病を患う少年を笑顔でサポート(写真:AP/アフロ)

 

■財団の理事長には妻が就任するケースが多い

 

もともとドジャースは地域の子供たちや困窮者への支援活動に熱心なことで知られる。

 

「5月3日に、ドジャースのオーナーグループが、ロスの慈善活動を担うドジャース財団に5千万ドル(約77億円)の寄付を約束したと発表しました。また、ドジャースがワールドシリーズに出場した場合は、さらに5千万ドルを寄付するというのです」(前出・スポーツ紙記者)

 

前出の友成さんが続ける。

 

「元ドジャースの黒田博樹さんも、両親をがんで亡くしていることから、数万ドル単位で、がん撲滅の寄付をしていました。がんを克服した少女が始球式に登場した後、笑顔で握手を交わしたことも。

 

いまや“世界一の野球選手”である大谷選手は、カーショー選手と同様の社会貢献活動を期待されます。そのため、“大谷財団”を設立することになるでしょう。メジャーリーガーは夫婦で財団を作り、理事長には妻が就任するケースが多いです。当然、真美子さんにも責任ある立場が求められます。“マミコ&ショウヘイファンデーション”といった名前で基金が設立され、世界の子供たちへの奨学金プログラムや、病院づくりにも力を入れるはずです」

 

昨年11月、大谷が日本国内の全小学校にグラブ6万個を寄贈したことは記憶に新しい。 だが、大谷夫妻が支援活動を進めるのは日本やロスだけではない。4月中旬、大谷はハワイ島のマウナケアリゾートに26億円の別荘を購入したと報じられた。

 

「大谷選手はハワイの子供たちへの支援も必要だと考えています。実は新通訳のウィル・アイアトン氏はハワイ育ちでオアフ島のミッドパシフィック高校出身なんです。そのため、ハワイの子供たちが直面している“厳しい経済事情”を大谷選手にも伝えているようです」(前出・在米ジャーナリスト)

 

一昨年の春、《ハワイ州の子供の約半数が相対的貧困》と題する衝撃的な報道があった。

 

「全米で社会貢献活動を展開する団体『アロハ・ユナイテッド・ウェイ』が発表した最新の統計で、ハワイ州の子供たちの約半数が、一般的な生活レベルを保つことが難しい相対的貧困世帯で暮らしていることが明らかになったのです。生活保護の対象となる、政府が定める“貧困レベル”を超える収入はあるものの、急激な物価高やコロナ禍による収入減で、生活必需品を買うのに苦労する子供たちの総数は14万人ほどになると試算していました」(前出・在米ジャーナリスト)

 

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