「10月5日(現地時間)にドジャース対パドレスの地区シリーズが始まりました。大リーグ7年目の大谷選手ですが、プレーオフ進出は今回が初めてです」(在米ジャーナリスト)
世界一に向けて突き進む大谷翔平(30)だが、ドジャースには不安材料が。『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんはこう解説する。
「先発投手陣に故障者が続出していることが懸念材料です。グラスノー(31)、カーショー(36)などエース級の投手を欠いています」
チームのピンチ脱却に白羽の矢が立ったのは、“新人”のランドン・ナック投手(27)。
「ナック投手は4月にMLBデビューを果たしたルーキーです。大谷選手もかわいがっていて、4月にナック投手が初勝利をつかんだときにはインスタグラムのストーリーズで称賛。ベンチでも、激励する姿がたびたび目撃されています」(前出・在米ジャーナリスト)
ナック投手には大谷の妻・真美子さん(27)とも縁があった。
「真美子さんはナック投手の婚約者であるアニサさん(21)と親しいのです。
2人の出会いは3月に韓国で行われたメジャー開幕シリーズの第2戦。水原一平氏(39)による賭博スキャンダルの渦中、結婚後に初めてメディアの前に登場するという真美子さんにとって思い悩む時期でした。
そんななかでドジャースの夫人会が開かれ、英語が流暢というわけではない真美子さんは隅っこのほうでおとなしくしていました。
そんな彼女に気さくに話しかけてくれたのがアニサさんだったのです。真美子さんとアニサさんは、新加入選手のパートナー同士ということもあり、心の距離が近かったといいます」(スポーツ紙記者)
ほかにも多くの共通点が。前出のスポーツ紙記者が続ける。
「アニサさんは高校時代にアメフトチームでプレーしており、真美子さんと同じ体育会系です。
現在、アリゾナ州立大学に通っており、真美子さんが卒業した早稲田大学と同様に名門大学として知られています。
またナック投手とアニサさんはコーギー犬を飼っており、愛犬家も大谷夫妻との共通点。アニサさんは高校生のときに、病気の子供と、その家族のための施設であるマクドナルド・ハウスでボランティアをしていました。子供たちにバスケを教えることが好きな真美子さんと同じく子供好きなのです。
また2人とも高身長のため、夫人会の集合写真を撮るときには、最後列にともに移動し、談笑する姿がよく目撃されています」
9月26日(現地時間)に地区優勝を成し遂げた際にも、真美子さんとアニサさんは親しげな様子を見せていた。
「真美子さんら夫人会のメンバーが選手たちを祝福するため、グラウンドに下りた際に、2人は笑顔でハグを交わしていました。
さらに真美子さんが大谷選手にスマホを預けて、アニサさんとのツーショットを撮影。カメラマン役を務めた大谷選手は真美子さんに、“これでいい?”というように画面を見せて確認してもらっていました」(前出・友成さん)
■オフに控えているとても楽しみな予定
LAで生活する真美子さんにとって、アニサさんは大切な存在のようだ。
「異国の地に新たな友人がいることは心強いはずです。地区優勝後、大谷選手と真美子さんがデコピンとの写真撮影をしているときに、デコピンをカメラ目線にするため、アニサさんが注意を引いていました。デコピンに慣れているように見えましたね。よく会っているのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
夫がポストシーズンを戦い終えた後のオフには、真美子さんが心待ちにしている予定が控えている。
「ナック投手がアニサさんにプロポーズしたのは今年の1月で、7月には婚約を祝うパーティが開催されていました。
メジャーリーガーが結婚式を行うのはオフシーズンです。マイナーリーグ生活が長く、メジャーリーグ最低水準の年俸だったナック投手ですが、今シーズンの活躍で、跳ね上がることでしょう。
実績を残したことで、今冬にはナック夫妻の結婚式が盛大に行われるはずです。
披露宴にはドジャースのチームメートも多数、呼ぶでしょう。親交が深い大谷選手と真美子さんは当然招待されると思います」(前出・スポーツ紙記者)
今年結婚した大谷と真美子さんだが、いまだに披露宴は行っていない。
「結婚を公表した直後に、水原問題が明らかになり、2人を祝福するムードではなくなってしまいました。
そのためドジャース選手と夫人たちが一堂に会するナック投手の披露宴で、大谷夫妻も、改めてチームメートたちから盛大に祝われることでしょう(前出・在米ジャーナリスト)
“W披露宴”をモチベーションのひとつにして、大谷とナック投手は世界一の称号を目指す。
■大谷が撮影した真美子夫人と同僚婚約者との「親密2ショット」
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