元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
ピンチのときでさえも泰然自若としていて、不動のメンタルを築き上げている大谷翔平。真美子さんとの結婚後も目立った変化はないように見えていたが、ささいなところで、交際後から“変化”を見せていたようで――。(以下、女性自身2024年4月16日号)※年齢は掲載当時のママ
「興奮はしていましたし、1打席目からヒットが出たので安心ではないですけど、結果としてはよかったです」
3月29日(日本時間)、ドジャースの大谷翔平選手(29)が本拠地での開幕戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で二塁打を放つなど、3打数2安打を記録し、チームの勝利に貢献したことで、会見では安堵の色を見せていた。
「珍しく走塁ミスが出るなど、“一平ショック”の影響はまったくないとは言えませんが、驚異的なメンタルの回復ぶりに現地のファンも歓声をあげていました。チームの選手たちと直接、言葉を交わして積極的に仲間たちと関わる姿勢も、“脱一平”を意識したものだったのでしょう」(スポーツ紙記者)
韓国遠征中に盟友・水原一平(39)が違法賭博によりドジャースから解雇されて1週間。この日の会見では、ロスでのコンディションの変化を聞かれ、大谷はこう答えた。
「体調の管理を含めてちょっと難しいところがあったので、こっち来てから3試合、正直、感覚的によくなかった。結果的にも、そこまではよくなかった。そのなかで今日、いい感覚を1試合目から出せたってのはよかったんじゃないかなと思います」
前出のスポーツ紙記者は言う。
「ロスに戻って“時差ボケや睡眠管理に注意を払っていた”と話していましたから、本拠地の初陣で活躍できたのは真美子さんがしっかりサポートしたからでしょう。11分間の会見中、水原氏についての質問は基本的に認められていませんでしたが、最後に現地紙の記者が『答えない疑問が残っている』と問いかけたところ、大谷選手は『現時点で言えることは全て言いました』と答えていました」
大谷の口座から違法なブックメーカーに、少なくとも450万ドル(約6億8千万円)が送金されていたとされる水原氏の違法賭博。大谷は3月26日の会見で、「僕自身は何かに賭けたりとか、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません」と、自らの関与を全否定していた。現在、日本の国税庁に相当するIRSや、国土安全保障省も水原氏を調査しているという。在米ジャーナリストは言う。
「大谷選手の主張が事実なら、水原氏は『重窃盗罪』で起訴され、3年以下の禁錮刑や罰金が科される可能性があります。連邦捜査となった場合、起訴まで1年以上かかる場合もあります。今回の問題は想像以上に長期化する恐れがあります」
信頼していた盟友に突然裏切られた大谷のショックは計りしれないが、重圧のかかる本拠地開幕戦から早速チームの勝利に貢献できたのは、“家族”の支えがあってこそだったようだ。
この日の観客席には、韓国での試合と同様に真美子さんの姿が。大谷の3種類のユニホームが飾られた“観覧用スイートルーム”には愛犬のデコピンも隣に――。
「真美子さんは代理人のネズ・バレロ氏夫妻とともに笑顔で声援を送っていました。観戦の合間にはデコピンをスマホで撮影するなど、終始和やかな表情でした。球場でデコピンが応援するのは今回が初めてでした。大谷選手はオープン戦含めて13打席連続ノーヒットだったため、真美子さんは応援団の“ルーキー”として連れてきたのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)