■真美子さんの“新サポート役”候補は2児の母
真美子さんを支えるのは夫人会のメンバーだけではない。さらに心強い味方がいるという。前出の在米ジャーナリストは言う。
「大谷選手がエンゼルス時代、球団の広報を務めていたグレース・マクナミーさんが再び、大谷選手と真美子さんのサポートをすることになると聞いています」
マクナミーさんは日系2世で、日本人の両親のもと、ロスで生まれ育った。
「彼女は生粋のドジャースファンで、’95年の大学卒業を機にドジャースで働き始めました。同年から加わった野茂英雄さんの通訳やマスコミ対応を務めたのです。しかし、野茂さんの退団にともない、’99年に球団を退職。映画会社に転職しました。そのころ、弁護士の旦那さんと結婚して2人の娘さんにも恵まれました。
子育てが一段落した’17年、大谷選手のエンゼルス入団が発表されると、エンゼルスの球団職員として“球界復帰”。大谷選手を献身的にサポートし“伝説の広報”と呼ばれるようになりました」(前出・スポーツ紙記者)
大谷が今回、マクナミーさんに再び支援を依頼したのは、広報関連業務だけではないようだ。
「長らくロスで生活している“先輩ママ”のマクナミーさんに、真美子さんの出産&育児サポートをお願いしたいという大谷選手の強い意向もあったといいます。
マクナミーさんの2人の娘さんも学生時代、真美子さんと同様にバスケットボールに打ち込んでいたのです。彼女は仕事のかたわら娘さんたちのために連日キティちゃんの“キャラ弁”を作ったり、長女が所属するバスケ部の後援会会長を務めたりしていました。
両親と離れて暮らす真美子さんにとって、ロスでの出産は正直、不安なことも多いでしょう。ただ、マクナミーさんなら真美子さんのよき理解者になれるはずです。今後はいわば“乳母”的な役割も担うことになるでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
実はマクナミーさんは大谷をサポートしていた’18年、本誌の取材に応じていた。そのとき“球界復帰”した理由を尋ねると、こんな返答が――。
「あ~、野球って、本当にいいなあって。真摯に打ち込んでいる人を熱心に応援する人がいて……」
育児も野球も全力で取り組む“最強の乳母”がいれば、真美子さんも安心して出産にのぞめることだろう。