大谷翔平 妊娠中の真美子さんのためにLA山火事から避難「家族を守る」芽生えた父の自覚
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■大谷の元同僚夫妻が停電生活を送り……

 

『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。

 

「LAの山火事史上、被害は過去最悪だそうです。ラ・カニャーダ・フリントリッジ地区は3万2千人以上が避難。灰や煙などによる大規模な大気汚染が懸念されていて、妊娠中の真美子さんがこの地区に住んでいなかったことは、不幸中の幸いだと感じています。

 

ドジャースからFAとなっているジョー・ケリー投手のアシュリー夫人は自らのインスタで山火事による停電を報告していました。大谷選手が入団時、夫の背番号17を大谷選手に譲って、ポルシェをプレゼントされた女性です。ろうそくで部屋を明るくともす写真をアップして、地元の学校が休校になったことも明かし、《でも幸運なことに、私たちのエリアはあらゆる炎から逃れたわ》と綴っていました。あわせて道路に倒れた大木の写真もアップ。《この風は笑えないわ》と延焼の大きな要因となった強風の猛威を伝えていました」

 

前出の在米ジャーナリストもこう続ける。

 

「特に被害の大きかったハリウッドの北西部には約70%が焼失したエリアもあったようです。大谷選手が現在住んでいる地域には現段階で大きな被害は出ていないそうです。ドジャー・スタジアムや球団事務所にも影響はほとんどないと聞いています。

 

しかし、妊娠中の真美子さんの安全確保のため、大谷夫妻は自宅には戻らず、エージェントが用意したコンドミニアムに避難しているといいます。エンゼルス時代から時折利用している場所だそうで、大谷選手も“ここなら妻も安心できるはず”と思ったのかもしれません」

 

もともと豪邸報道で大谷が激怒したのは真美子さんの“転居トラウマ”が影響していたようだ。

 

「彼女のお父さんは“転勤族”で、一家は中学生までで5回も引っ越しを経験しています。思春期に目まぐるしく環境が変わったことで気苦労が絶えなかったそうです。大谷選手は彼女の転居の苦悩を知っており、自分の意思に反してまた住居を変えなくてはいけないことに激怒したといいます。

 

そのため、今回の山火事でまた新居から離れざるをえなくなった真美子さんの心身の不安を、できる限り軽減することに心を砕いていたそうです」(前出・在米ジャーナリスト)

 

今回のシーズンオフ、大谷には明らかにある変化が生まれたと明かすのは、球界関係者だ。

 

「シーズンが終わるとすぐにトレーニングに励んでいた大谷選手がなじみのジムに姿を現す回数が激減したと聞いています。真美子さんのおめでたが大きいのでしょう。あれだけ野球漬けだった彼が今はプライベートを最優先しているのは間違いありません。

 

1月上旬、大谷選手はLAにある高校のグラウンドで自主トレをしていたことが判明しています。しかし、その後しばらく、自主トレ情報が番記者に伝わってくることはなかったそうです。その代わりに“ハワイで家族と過ごしていたのでは”という話も聞こえてきています」

 

1月中旬から大谷選手は自主トレのため、LAのとある屋外施設を使用する予定だったという。

 

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