■真美子さんが明かしていた「将来の夢」
咋シーズンは右肘手術の影響で“二刀流”を封印するも、前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成、ナショナルリーグのホームラン王と打点王のタイトルを獲得するなど次々と記録を更新した大谷。ワールドシリーズを制覇したチームに大きく貢献し、昨年11月にはナ・リーグMVPを満票で受賞の快挙を成し遂げた。受賞の瞬間、大谷はソファーに座って真美子夫人とデコピンとともに笑顔で発表を聞き、2人はグータッチを交わした。
さらに、おめでたいニュースが続く。昨年12月29日に大谷は自身のInstagramで真美子夫人の第一子妊娠を発表。《もうすぐ家族に小さなルーキーが加わるのが待ちきれません》のコメントとともに、エコー写真やピンク色のベビー服とベビーシューズの写真を公開した。
高校時代に作成した「人生設計シート」では、28歳で男の子誕生、31歳で女の子誕生、33歳で次男誕生と記していた大谷。また、真美子夫人も’20年に、ベースボール・マガジン社が発行したアスリートカードのQ&Aで、“将来の夢”について『お母さん!』と回答しており、親になるのは2人にとっての悲願だった。
そして冒頭のハワイの着工式まで、短い安息の時間を過ごすが、1月7日にロサンゼルス近郊を大規模な山火事が襲う。甚大な被害を出した火災の範囲は200平方キロメートル以上におよび、29人が死亡したほか、被災した建物は1万8000棟を超えた。
「大谷選手は1月17日、山火事の被災者支援のため50万ドル(約7800万円)を寄付しました。さらに31日には山火事で甚大な被害を受けた高級住宅街・パシフィックパリセーズの消防署を同僚選手たちとともに訪問。現地の消防隊員たちへ流暢な英語で感謝を伝え、消防隊員との写真撮影やサインに応じました。
26日(日本時間)ニューヨークで開催された”BBWAA(全米野球記者協会)ニューヨーク支部主催の晩さん会”にも出席予定でしたが、”山火事を考慮した個人的な理由”で欠席。花巻東高校1年生のときに東日本大震災を経験していることから、被災地への思いは誰よりも強いのでしょう」(前出の在米ジャーナリスト)
