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日本時間の3月6日、「ロサンゼルス・ドジャース」の公式Xが、大谷翔平選手(30)らが人気野球ゲーム『MLB The Show』のダイヤモンドクラブ・メンバーに選ばれたことを祝福する動画を公開した。

 

ダイヤモンドクラブ・メンバーとは同ゲームが40人限定で選出する優秀選手のこと。輝かしい功績がまた一つ増えた大谷だが、ネットで注目されているもう一つのポイントが。それは、英語力だ。

 

動画のなかでダイヤモンドクラブ・メンバーの盾をもらった大谷は、“This is Cool. You know?”(かっこいい、でしょ?)、“I want to get this again and again.”(何度も獲れるようにしたい)などと流ちょうな英語でトーク。そのためXでは、大谷の英語力に感動する声がこう上がっている。

 

《大谷くん英語のスピードが速い。ネイティブと同じくらいのスピードでしゃべってる。語彙は多くは無いかもしれないけどyou know をはさむあたりネイティブに囲まれて生活してる人っぽい》
《大谷さんの英語めちゃくちゃ滑らか》
《大谷くん、もうペラペラやん!デコピンとなんだー可愛い》

 

‘18年に渡米した当初は、専属通訳として水原一平被告(40)を付けていた大谷。フィールド内外で常に水原氏と行動しており、公の場で英語を話すことはほとんどなかったが、昨年3月に水原被告が違法賭博への関与により解雇されることになった。

 

当時の大谷の英語力については、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス選手(32)が、同年4月に公開された現地のスポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」のインタビューで言及している。ヘルナンデス選手は「彼は英語がかなり分かる」とコメントした一方で「でも、時々僕が何か言って、彼がすぐに理解できない時があって、そういう時は自分のやり方で説明しなくちゃならないんだけど、彼が理解しているかが分からない」と時折英語でのコミュニケーションに困難があることを明かしていた。

 

また同月、YouTubeチャンネル『The Rich Eisen Show』で現地のスポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は大谷の英語力について「多くの人が私に伝えたところでは、彼はみんなが思っているより英語を理解しているとのことだ」と話しつつ、「私が思うに、長い会話の中でついていけるほど英語を理解しているというわけではないと言っておくのが妥当でしょう」と分析していた。

 

しかし、水原被告の解雇以降、大谷の英語力はみるみるうちに上達することに。マックス・マンシー選手(34)は昨年7月、ポッドキャストの番組『ファウルテリトリー』で「彼が完ぺきな英語を話すというのは大げさですが、彼は有能です。努力家ですごく英語を頑張っているし、分からないことは通訳の助けを借りている。彼とはいい会話ができるので、つい言葉の壁を忘れてしまうことがある」と語っている。

 

「大谷選手と水原被告の間には硬い絆がありました。ただ一方で、そのことが周囲との壁にもなっていたようです。ロバーツ監督は、騒動直後に、水原被告が去ったことの影響を『翔平と直接コミュニケーションを取りやすくなった。ここ2、3日、翔平はチームメートとさらに積極的に関係を深めている』と語っています。チームメートからも、大谷選手が親しみやすくなったとの評判のようです。

 

英語力の向上には、何よりもたくさん話すことが大切だというのはよく言われることですが、実際チームメートと直接英語で会話する機会が増えたことが、大谷選手の英語力の向上にポジティブな影響を与えているのではないでしょうか。今年1月には3分間の英語スピーチを披露、2月にはウィル・アイアトン通訳(36)が日本語訳をする前に返答する場面も。英語力がメキメキ上達していることに、周囲も驚いているそうです」(スポーツ紙記者)

 

野球だけでなく、英語力でもファンを魅了しそうだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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