3月24日（以下、現地時間）、水原一平被告（40）の出頭期限が延期されていたことがわかった。
違法賭博に手を染め、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手（30）の口座から26億円を不正に送金したとして2月6日、禁錮4年9カ月などを言い渡されていた水原被告。当初、3月24日正午までに出頭することを求められていたが、司法省によると出頭期限が延期されたという。
「判決が言い渡される前、水原被告サイドは禁錮1年6カ月の情状酌量を求めて、裁判所に申立書を提出していました。その書面で水原被告は自身の罪を認めましたが、“24時間365日にわたって大谷のサポートに徹したものの、見合わぬ激務薄給だった””大谷宅近くに家を借りる必要があり出費がかさんだ”などと主張し、まるで大谷選手のせいでギャンブルに陥ったかのような内容でした。
結局、検察側に『水原被告には支出がなかった。ローンや車、賃貸の支払いはなかった』と論破された上に、『被告は大谷氏からお金を盗んだことを正当化しようとしている。この機会に謝罪し、真の反省を示すのではなく、自分の仕事と大谷選手への不満を示すためにこの機会を利用した』と非難されていました」（スポーツ紙記者）
新たな出頭期限については明らかになっていないが、間近であることは確か。そんな収監目前の水原被告の姿を米国の芸能メディアである『Backgrid』が公開した。
この写真が撮影されたのは3月18日のこと。大谷の通訳として活躍していたころに比べると、少しふっくらとしている水原被告は黒い帽子を被り、白シャツに黒のダウンジャケットを合わせ、ネイビーのハーフパンツにサンダルというラフなスタイルだった。『Backgrid』は、水原被告の様子を《髪が長くなり、体型がふっくらして別人のように変わっている姿で目撃された》と描写している。
水原被告の格好は、今も大谷に“深い縁”があるものだった。ダウンジャケットは大谷がブランドアンバサダーを務める「HUGO BOSS」の商品、さらにシャツとハーフパンツは大谷がスポンサー契約を結んでいる「ニューバランス」の商品なのだ。
量刑を言い渡された法廷で、「大谷さんには本当に申し訳なく思っている」と述べていた水原被告。大谷にゆかりのある服を身にまとうのは、反省の念を絶えず抱き続けるためかーー。
