大谷翔平 ファミリー財団で貧困児童の救済へ!真美子さんに求められる「重大な役割」
画像を見る 優勝パレードでの真美子さんと大谷(Kirsten Watson公式インスタグラムより)

 

■動物支援については夫妻の友人の影響が

 

大谷財団設立により、真美子さんも“二刀流”になるという。

 

「家族財団では多忙な選手に代わり、球団や専門家によるサポートを受けながら夫人が中心となって活動することが多い。実際、ベッツ選手の妻ブリアンナさんは財団の会長(理事長)を務めています。活動を支えてくれるスタッフたちと定期的に連携しながら、運用資金の管理なども手掛けることになるでしょう。いまは育児が最優先の真美子さんですが、将来的には現地でのチャリティ・イベントに自ら参加することになる。責任は重大です」(前出・友成さん)

 

動物たちの支援については、夫妻の友人の影響も大きいと在米ジャーナリストは言う。

 

「大谷選手の同僚であり親友の山本由伸投手(27)は保護犬だったカルロスを飼っています。昨夏、保護シェルターで一目ぼれして家族として迎えた逸話に大谷選手が興味を示していたと聞いています。

 

また、真美子さんは猫も大好きなようです。実業団時代の関係者によれば、彼女が現役時代、親しい選手の携帯の待ち受けに飼い猫が映っているのを見て『かわいい! 今度遊びに行ってもいい?』と一同で盛り上がったことがあったとか。実際にその猫に会いにお宅訪問をしたといいます」

 

大谷ファミリー財団では具体的にどのようなことを始めるのか。米国の財団事情に詳しい在米広告代理店関係者はこう推察する。

 

「米国ではNBA(バスケットボール)やNFL(アメフト)の選手が家族財団を設立する話はよく聞きます。ただMLB(メジャーリーグ)はそれほど多くありません。あの松井秀喜さんもイチローさんも米国で家族財団は作っていません。ですから財団設立は大谷選手が全世界を代表するスポーツ選手になった証しといえます。

 

ドジャースが本拠地とするLAは米国でも社会格差が激しい地区です。大谷選手はまず子供たちへのスポーツ&教育支援を柱としていくと思いますが、米国では貧困世帯の子供たちは肥満の子たちが多い。それは安価なジャンクフードばかり食べているからです。米国では健康によいオーガニック食材はとにかく高いんです。ですから私は、日本を愛する大谷夫妻が和食を支援活動に取り入れてくれることを期待しています。大谷夫妻が率先して和食の食育に取り組むなら、協力する企業は数知れないはずです」

 

大谷夫妻は梅おむすび好きで有名だ。スポーツ紙記者は言う。

 

「真美子さんは現役時代、所属チームのYouTubeで“勝負おむすび”の具を聞かれた際、『梅です!』と断言していました。また今年3月に大谷選手がファミリーマートの“おむすびアンバサダー”に選ばれた際も、CMのメイキング動画で『梅好きですね』と話していましたね」

 

真美子さんの知人も言う。

 

「マナ(真美子さんの愛称)は渡米後に和食のおいしさに目覚めてよく作るようになったとか。食卓には具だくさんの味噌汁を心掛けているそうです」

 

大谷ファミリー財団のおむすび&味噌汁……和食の原点で、世界の貧困児童たちが救われるかもしれない。

 

画像ページ >【写真あり】ロサンゼルスの消防署を訪問する大谷(他20枚)

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