ワールドシリーズMVPを受賞した山本由伸 画像を見る

「ワールドシリーズで優勝した後、《おめでとう》と送りました。

 

さすがに忙しかったのか、少したってから返事がきて、《ありがとうございます。最高の結果になってうれしいです》といった内容の言葉が返ってきました」

 

こう語るのは山本由伸投手(27)の中学時代に、硬式野球チーム・東岡山ボーイズで彼を指導していた中田規彰監督。

 

’25年のメジャーリーグで、山本はシーズンを通して活躍し、ワールドシリーズでは3登板で3勝を挙げ、チームをワールドチャンピオンに導き、ワールドシリーズMVPを受賞した。

 

伝説となった最終戦の中0日でのリリーフ登板。その少し前から鉄腕・山本への伏線が張られていたようだ。

 

中田監督が、10月26日(日本時間、以下同)に開催されたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦で完投勝利をあげた後の山本の体の状態について明かしてくれた。

 

「この試合の後に一度、私からLINEを送りました。メジャーで9回をひとりで投げきりましたから、疲れてないかなとか、体が少し心配になったもんで、《おめでとう、体の方はだいしょうぶか?》って。

 

するとすぐに《ありがとうございます。身体の方はまったく大丈夫です。調子いいです》って感じの返事がきて、安心しました」

 

今シーズンフル稼働した山本は、つかの間の休息を楽しんでいるようだ。

 

「山本投手はワールドシリーズ後、日本に一時帰国し、村上宗隆選手(25)と高級すし店・鮨さいとうで食事。さらにオリックスの元チームメートから、世界一を祝われていました。

 

その後、渡米し、12月2日に開催されたNBAの名門・レイカーズの試合を観戦し、同チームに所属している八村塁選手(27)と対面した際は、『ドジャースの優勝おめでとうございます』と伝えられたそうです」(スポーツ紙記者)

 

そんな山本が日本に戻ると立ち寄る場所があるという。’24年のシーズン中、山本は右肩腱板を損傷し、6月から約3カ月間戦線を離脱していた。

 

「山本投手は昨年のオフに奈良県のある神社を訪れていたそうです。その神社は日本最古の神社の一つといわれており、健康長寿・病気平癒などの守護神として、古くから信仰されてきました。

 

今年のシーズンオフも、けがなく1年間活躍できた報告をしに行くのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

 

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