荻原博子のパートタイマーに関する話題
1 ~7件/7件
-
「最低賃金の引き上げ」はメリットだけではない!《経済のプロ荻原博子が解説》
2025/08/22 11:00最低賃金の目安が8月4日、全国平均1千118円に決まりました。23年連続の引き上げで、2024年度から63円、過去最大となる6%の引き上げです。実際の最低賃金は、これから各都道府県で審議されますが、目安どおりに引き上げられた場合、すべての都道府県で最低賃金が1千円を超えます。国は「2020年代に最低賃金を1千500円にする」目標を掲げていて、達成には7%超の引き上げが必要でした。ですが、最低賃金は -
《106万円の壁撤廃》パート主婦は年収いくらを目指すべき?荻原博子さんが解説
2025/01/24 11:002024年末に閣議決定された「税制改正大綱」に、2025年から“103万円の壁”を123万円に引き上げることが明記されました。103万円の壁といえば以前は配偶者控除に関する壁でした。妻の年収が103万円以下だと、夫が配偶者控除の満額を受けられるというものです。しかし2018年から、満額の配偶者控除を受けるための年収は、103万円から150万円に引き上げられました。配偶者控除の103万円の壁はもうあ -
「106万円の壁」は越えるべき?荻原博子さんの見解は
2024/11/29 11:00人手不足が続くなか、パートの求人数が3年半ぶりに減少しました。データ分析を行うナウキャストが「民間パートの求人指数」を毎週公表していますが、10月28日のデータが前年同時期と比べて0.3%減少したといいます。大きな理由は人件費の高騰でしょう。2024年10月以降の最低賃金は全国平均で時給1千55円。前年より51円上昇して、過去最大の引き上げを記録しました。働く人にはうれしい時給アップも、中小零細の -
10月から最低賃金がアップ。社会保険加入の義務化が拡大。この機会に「年収の壁」を超えてみては
2024/09/06 11:0010月から、最低賃金の全国平均が1千55円に上がります。最低賃金はパートやアルバイトなどを含むすべての雇用者に適用されます。最低賃金以上の給料を払わない雇用主には、50万円以下の罰金が科せられることも。賃金が実際に上がるのは10月初旬です。引き上げ以降の給料で、最低賃金を上回っているか確認しましょう。注意点は、交通費や各種手当を引いてから時給計算すること。もし最低賃金未満だとわかったら、すぐに交渉 -
コロナで労災申請が14倍! パートでも“保険金を貰い損ねない”方法
2022/06/03 15:50終わらないコロナ禍で、労災申請が急増しているのを知っていますか? 私たちがもらえはずのお金を、忘れずに受け取るためにはどうすればいいでしょう。“労災”の基本に立ち返り、荻原博子さんが解説してくれましたーー。■申請の件数が14倍に急増した背景コロナ関連の労災申請が急増しています。労災(労働者災害補償保険)とは、会社に雇用される方の仕事中や通勤途中のけがや病気、障害、死亡などに補償を行う制度です。労災 -
荻原博子さん「『働く人は社会保険加入』が当たり前の時代に」
2020/01/31 15:501月20日に国会が始まった。そのなかで注目されるのが、パートの社会保険加入問題だ。パートに広がる社会保険加入の義務化。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。■「働く人は社会保険加入」が当たり前の時代に以前、パートの社会保険加入は「130万円の壁」と呼ばれました。当時はパートの収入が年130万円を超えると、社会保険に加入するのが義務。ところが会社員の妻は、夫の社会保険の扶養だと社会保 -
今国会で議論…パート主婦悩ます106万円と130万円の壁が変わる
2020/01/31 15:501月20日に国会が始まった。そのなかで注目されるのが、パートの社会保険加入問題だ。パートに広がる社会保険加入の義務化。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。■パート主婦を悩ます106万円と130万円の壁が変わる以前、パートの社会保険加入は「130万円の壁」と呼ばれました。当時はパートの収入が年130万円を超えると、社会保険に加入するのが義務。ところが会社員の妻は、夫の社会保険の扶養