土壌汚染の最新ニュース
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発がん性指摘のPFASが全国の河川で検出…専門家が教える「家庭でできる対策」
2024/07/25 06:00全国150カ所を超える河川や地下水などから、続々と検出されている発がん性物質の有機フッ素化合物(以下、PFAS)。防水加工されたフライパンやカーペット、容器包装紙、化粧品など、さまざまな日用品に使用されており、取り扱う工場付近の土壌や河川などから汚染が見つかっている。米軍基地で使用している泡消火剤にも含まれており、米軍基地周からも高濃度のPFASが検出され、問題になっている。横田基地(東京都福生市 -
発がん汚染物質“PFAS”が川魚から検出、アサリやタラにも…専門家が食の安全に警鐘
2024/01/25 15:50「神奈川県相模原市を流れる道保川ではある“発がん性物質”が高濃度で検出されています。今回、そこに生息する川魚を東京新聞と共同で調べたところ、魚からも刺身1切れの量で健康被害の恐れがある高い数値が検出されたのです」そう話すのは京都大学大学院環境衛生学准教授の原田浩二先生。原田先生の言う発がん性物質とは、有機フッ素化合物(以下、PFAS/ピーファス)だ。熱や光に強く、水や油をはじく性質があるため、フラ -
発がん疑い「PFAS」汚染水 米軍基地周辺だけではない!全国で検出相次ぐ
2023/12/01 11:00たびたび問題になってきた米軍基地からの“発がん汚染水”の流出。だが、じつは基地周辺だけの問題ではなかった。あなたの住む街は? 徹底調査!横田基地(東京都福生市)で今年1月、発がん性物質の有機フッ素化合物(以下、PFAS)を含む泡消火剤、約760リットルが流出していたことが発覚。11月14日付の東京新聞が報じて明らかになった。「何度も改善を求めてきたのに、やはり米軍は、日本人の命を軽視している」と憤 -
米軍基地から流出か…発がん性疑い「PFAS」が多摩地域の住民の血中から検出
2023/05/25 06:00私たちの生命活動に欠かせない水。東京の一部地域で、水が汚染され、健康被害が出ている恐れもあることが発覚。その背景には、米軍に弱腰な政府の姿があったーー。「今回の血液検査で、多摩地域全域の住民の体内が、発がん性のある“有機フッ素化合物(以下、PFAS)”に汚染されている可能性が高いことがわかりました」そう懸念を示すのは、「多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)汚染を明らかにする会」の代表、根木山幸夫 -
ベトナム戦争・枯葉剤と同じ猛毒が全国42市町村の山中に!豪雨による流出の可能性も
2022/05/26 06:00全国の国有林に埋められている猛毒ダイオキシンを含む除草剤。近年、激甚化する豪雨災害によって流出への懸念が高まっている。どのような危険性があるのか、専門家に聞いたーー。19日、日本気象協会による梅雨入り予想が発表された。今年の梅雨入りは例年より早く、九州南部では5月27日になる見込みだという。大雨のシーズンを迎えるなか、気がかりなのはこのところ毎年のように各地で起こる豪雨災害だ。昨年7月には、豪雨に -
原発事故から8年…数値が物語る日本「放射能」汚染の実態
2019/02/08 06:00「福島第一原発事故のあと、国が詳細な土壌汚染調査をするだろうと思っていたんですが……。国がやらないなら、自分たちで測るしかない。そう思って土壌の測定を始めたんです。その結果を一冊にまとめたのが、この本です」そう話すのは、「みんなのデータサイト」(以下、データサイト)事務局長の小山貴弓さん(54)。クラウドファンディングで集めた約600万円を元手に、'18年11月に『図説17都県 放射能測定マップ+ -
『放射能測定マップ』著者が伝える農家の苦悩、五輪の影
2019/02/08 06:00原発事故後、各地で自ら放射能汚染の実態を測定しようというグループが立ち上がった。自分たちの身を守るための記録が今や貴重なものに。現在の数値からも、汚染の意外な姿が見えてきた――。「福島第一原発事故のあと、国が詳細な土壌汚染調査をするだろうと思っていたんですが……。国がやらないなら、自分たちで測るしかない。そう思って土壌の測定を始めたんです。その結果を一冊にまとめたのが、この本です」そう話すのは、「