放射性物質残った除染土が省庁の花壇や官邸で再利用…今後は全国に普及する可能性も
記事投稿日:2025/10/24 06:00 最終更新日:2025/10/24 07:33
経済産業省(東京都・霞が関)の花壇に投入される「除染土」(写真:時事通信)
9月14日、環境省は、福島第一原発事故で放射能汚染された土を除染して出た“除染土”の一部を霞が関に運び込んだ。中央省庁計9カ所の花壇や盛り土に使うほか、今後、霞が関以外の中央官庁の庁舎などでも使用するという。さらに、浅尾慶一郎環境大臣(61)は、除染土の名称を“復興再生土”に変更すると発表。今後、全国の公共工事で再利用を進めることへの理解を国民に求めた。「いくら名称を変...