琉球新報の最新ニュース
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五穀豊穣、大漁願いハーイヤ 糸満大綱引 熱戦3万7千人
2017/10/05 12:00「ハーイヤ、ハーイヤ」の掛け声に合わせて精いっぱい大綱を引く参加者ら=4日午後6時すぎ、糸満市の県道256号(撮影:又吉康秀)【糸満】五穀豊穣(ほうじょう)や大漁、無病息災を願う伝統行事「糸満大綱引」が旧暦8月15日の4日、沖縄県糸満市の糸満ロータリーから白銀堂間で行われた。市内外から約3万7千人(主催者発表)が訪れ、北組(ニシカタ)と南組(ヘーカタ)に分かれて大綱を引き合った。「ハーイヤ、ハーイ -
“奇跡のあじさい”交流 福島の夫妻、比嘉さん訪問
2017/10/05 12:00奇跡のあじさいの里親の比嘉洋子さん(右端)を訪れた山崎敏雄さん(右から3人目)と久子さん(同4人目)ら=9月27日、北中城村喜舎場【北中城】東日本大震災で被災し、決壊した福島県須賀川市長沼地区の藤沼湖の湖底で見つかった「奇跡のあじさい」の里親同士の交流が9月27日、沖縄県北中城村内で行われた。福島県本宮市に住む里親の山崎敏雄さん(68)と久子さん(65)の夫婦らが村喜舎場に住む比嘉洋子さん(67) -
女性が働きやすい! コールセンターのコーカス 産休明けに配慮
2017/10/05 12:00女性社員が働きやすい職場づくりを進めているコーカスの(左から)喜友名幸代さん、緒方教介代表、屋宜絵理香さん=那覇市首里末吉町の同社コールセンター事業などを行うコーカス(沖縄県那覇市、緒方教介代表)が、女性社員が働きやすい職場環境づくりに力を入れている。産休明けの社員にコールセンター勤務以外の選択肢を提供するため、せっけん販売の事業を開始。コールセンター内でも業務体系を見直したほか、社内保育園を開設 -
三線演奏 楽々と 那覇工3年山城さんが支援装置開発
2017/10/04 15:00三線演奏支援装置を製作した那覇工業高校3年の山城慧音さん(左)と指導した上原英之教諭=2日、浦添市の同校全身の筋肉が徐々に萎縮する筋ジストロフィー患者の三線演奏を支援する装置を開発した高校生がいる。那覇工業高校グラフィックアーツ科3年の山城慧音(さとね)さん(17)だ。障がい者のバンド「ケントミファミリー」のメンバー、西平直樹さん(29)=沖縄市=のために、光センサーを組み込んだコントローラーに指 -
「待ちに待っていた」 阿嘉島に海水淡水化装置が到着 島民喜びの声
2017/10/04 15:00阿嘉島に届いた可搬型海水淡水化装置。4日までに設置し、6日から運用開始する=3日、座間味村の阿嘉島【座間味】少雨のため貯水池が渇水している沖縄県座間味村の阿嘉島に3日午前、可搬型海水淡水化装置が届き、設置作業が始まった。4日までに作業を終え、試運転を経て6日から運用開始する。3日現在、阿嘉島と慶留間島の水源であるウタハ堰の貯水率は3・08パーセント。座間味村は貯水率が90パーセントに回復するまで、 -
沖縄美人(9)アート&セクシーで〝自分らしく〟 ダンサー・あらさきゆかりさん
2017/10/04 15:00ダンスを通して自分にしか出せない世界観を追求するあらさきゆかりさん(32歳)。世界に挑むショーアートダンサーの今に迫ります。人生を変えた出来事は?人生を変えたきっかけは…いっぱいありすぎて一つに絞れません(笑)。昔から自分のやりたいことが決まったら、そこしか見えないタイプ。学生時代はスポーツが大好きで、中学時代は駅伝とバスケで沖縄代表でした。中学時代に参加した「マイケルジョーダン夏休みバスケキャン -
出生時261グラム超未熟児 3290グラムで元気に退院 金城寧々ちゃん
2017/10/03 14:00すくすく育った金城寧々ちゃんを抱く母親のまゆみさん(右)と父親の勝利さん=2日、うるま市の県立中部病院【うるま】2月に261グラムで生まれた超未熟児の金城寧々(ねね)ちゃんが2日、うるま市の県立中部病院を退院した。両親の愛情や医師らのサポートを受けた寧々ちゃんは退院時には3290グラムまでに成長した。父親の勝利さん(40)=うるま市=と母親のまゆみさん(40)は「優しい子になってほしい」と目を細め -
沖縄・平和通りのシンボル 撤去?改修? アーケード進む老朽化
2017/10/03 14:00通りのシンボルになっている平和通りのアーケードノスタルジックな雰囲気が漂う沖縄県那覇市平和通りのアーケード。マチグヮーのシンボルとなり、長年、夏の強い日差しや亜熱帯気候特有の突然のスコールから客や店を守ってきた。一方、築36年で老朽化も進み、課題も山積する。そんなアーケードについて考える意見交換会が始まっている。平和通り商店街振興組合の奥間良順副理事長は「平和通りをさらにいい通りにするためにも、多 -
オスプレイ配備5年 事故率大きく上昇 拭えぬ構造的欠陥
2017/10/03 14:00名護市安部への墜落後、夜間飛行を強行する米軍普天間飛行場所属MV22オスプレイ=2016年12月19日、宜野湾市1日で、米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが国内で初めて米軍普天間飛行場に配備されて5年となった。オスプレイは開発段階から事故が相次ぎ、構造的欠陥が指摘されてきた。全41市町村長はじめ県民の多くが配備に反対したにもかかわらず、政府は民意を無視し配備を強行した。事故率は普天間配備後も -
便利だけど気をつけたい!モバイルバッテリーの使い方 モバプリの知っ得![25]
2017/10/02 16:00イラスト・小谷茶(こたにてぃー)9月11日、東京の山手線神田駅で男性が背負っていたリュックサックから火と煙が出る事故が発生しました。この事故を受けて、山手線は一時運転を見合せるなど影響がでましたが、幸いケガ人はいませんでした。発火の原因は男性がリュックの中に入れていた「モバイルバッテリー」でした。モバイルバッテリーは持ち運びができる充電器で、スマートフォンやタブレットなどを充電することができます。 -
島の生活、体験を 空き家提供“お試し移住”希望者募る うるま市の5離島
2017/10/02 16:00移住希望者の世話役として活躍する(右から)「まあるの種」の荒城幸子さん、クックとき枝さん=うるま市与那城の宮城島(プロモーションうるま提供)【うるま】沖縄県うるま市は、島しょ地域の少子高齢化や過疎化を食い止める解決策の一つとして、ことしから「うるまのお試し移住」を試験的に実施している。「うるま市島しょ地域活性化事業」の一環で、市内の島しょ地域への移住希望者が、空き家で最大10日間移住体験をすること -
汗流し、認知症も予防 頭と体鍛える「コグニサイズ」 名嘉村クリニックが教室
2017/10/02 16:00輪になり、昇降運動としり取りを同時に行う参加者たち。思いがけない言葉が飛び出し笑顔がこぼれる=9月22日、浦添総合病院健診センター頭と体を同時に使って運動することで認知症を予防する運動プログラム「コグニサイズ」が評判だという。英語の「コグニション=認知」と「エクササイズ=運動」を合わせた造語で、愛知県の国立長寿医療センターが開発した。沖縄県内では浦添市の名嘉村クリニックがことし2月からコグニサイズ -
大田氏平和研究所 30日閉館、貴重な資料惜しむ声
2017/09/29 15:00閉館間近の沖縄国際平和研究所を訪れ、写真に見入る小坂弓絵さん=28日、那覇市西沖縄戦を中心とした写真を展示する那覇市西の「沖縄国際平和研究所」が、30日に幕を下ろす。理事長を務めていた大田昌秀元知事が6月に92歳で亡くなり、閉館が決まった後、訪れる人が徐々に増えた。貴重な写真を見られる場所がなくなることに、惜しむ声が上がっている。「1階の沖縄戦の写真は、ほとんどが米軍の撮影です」。28日、スタッフ -
環境に優しいスクーター 石垣島へ導入
2017/09/29 15:00石垣島に導入される電動スクーターを発表する住友商事の関係者ら=28日、東京都の表参道ヒルズ台湾で電動スクーターのシェアリングサービスに取り組むGogoro社(本社・台湾桃園市)と住友商事(本社・東京都)は28日、バッテリー交換式電動スクーターと充電ステーション4カ所を本年度内に石垣市内に導入すると発表した。国内での導入は初めて。今回は運用実証と位置付け、沖縄を皮切りに全国、特に都市部に広げる考えだ -
辺野古の希少サンゴ、県と調整開始 絶滅危惧種で沖縄防衛局、申請時期は示さず
2017/09/29 15:00名護市辺野古の埋め立て予定地で見つかったオキナワハマサンゴ(沖縄防衛局作成の資料)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画を巡り、埋め立て予定海域で絶滅危惧種のサンゴが見つかったことに関して28日、防衛省沖縄防衛局の職員が沖縄県庁を訪れ、工事を進めるため県知事から得る必要のあるサンゴの特別採捕許可申請について事前調整を始めた。防衛局は申請書を提出する時期は明らかに -
島の民俗芸能、脈々と伝承 多良間・豊年祭「八月踊り」
2017/09/28 14:00組踊「忠臣仲宗根豊見親組」の一場面。与那国島の鬼虎を討って宮古に戻る仲宗根豊見親(右)と美人姉妹らの物語だ=27日、多良間村仲筋の土原御願所【多良間】国の重要無形民俗文化財に指定される沖縄県多良間村の豊年祭「八月踊り」が旧暦8月8日の27日、始まった。初日は同村仲筋の土原(んたばる)御願所で組通り「忠臣仲宗根豊見親組(ちゅうしんなかそねとぅゆみやぐみ)」など24演目が奉納された。県内外から多くの見 -
ロシアから修学旅行 浦添商の生徒と交流
2017/09/28 14:00ロシアから来た学生(右から2人目)に三線の手ほどきをする浦添商業高校の生徒(右)=25日、浦添市の同校ロシアのウラジオストクにある小中高一貫校「インターナショナルスクール・ディロップメント」(オロムスカヤ・リューヴォビ校長)の小中高生12人が25日、国際交流のために沖縄県立浦添商業高校(本原泉校長)を訪れた。国内修学旅行で人気のある沖縄だが、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は海外からの -
オスプレイ「危険」72% 配備5年世論調査 沖縄県民68%「撤回を」
2017/09/28 14:00琉球新報社は23、24の両日、10月1日で普天間飛行場に米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが配備されて5年となるのを前に18歳以上の沖縄県民を対象に世論調査を実施した。オスプレイの県内配備については68・7%が「配備をやめるべき」と答え、「配備が必要」は11・3%だった。オスプレイの安全性については72・7%が「危険だと思う」と回答した。8月のオーストラリア沖での墜落事故後、飛行自粛を求めた -
あなたに会いたくて フィリピン残留2世 初来日
2017/09/27 13:00いとこに会って笑顔を見せる仲地リカルドさん(右)=26日午後、那覇空港国際線ターミナル(具志堅千恵子撮影)沖縄県出身の父親を持つフィリピン残留日本人2世の仲地リカルドさん(83)と岸本ヤス子さん(80)が初めて来日し、26日午後、那覇空港に到着した。2人はそれぞれ今年3月と6月に日本国籍が認められた。仲地さんは、いとこやいとこの息子など親族約20人の出迎えを受けた。花束を受け取り、抱き合って笑顔を -
花散る庭“白のじゅうたん” ムラサキノウゼン満開 南風原、儀保さん宅
2017/09/27 13:00白いムラサキノウゼンの花に囲まれ、笑顔を見せる儀保徳夫さん=21日、南風原町津嘉山【南風原】沖縄県南風原町津嘉山の儀保徳夫さん(70)の自宅の庭で、真っすぐそびえる高さ約5、6メートルほどのムラサキノウゼンの木が、17日ごろから満開の花を咲かせた。白い花は風が吹くたびに少しずつ舞い落ち、21日には散った花が、白のじゅうたんのようになった。オリーブやカエンボク(アフリカンチューリップ)などさまざまな -
オスプレイで不眠5割 住民「いらいら」6割 低周波音影響 普天間本紙調査
2017/09/27 13:00米軍普天間飛行場への配備から10月1日で5年となる垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに関し、琉球新報は9月20、21の両日、周辺住民に対し低周波音の影響についてアンケートを実施した。同飛行場滑走路の延長線上に位置し、離着陸ルートとなっている宜野湾市の普天間や大謝名などに住む住民127人から回答を得た。オスプレイ飛行時に「気分がいらいらする」など心理的な影響は約6割、「眠れない」など睡眠妨害は約5割 -
交通安全、大城ミヨさんに感謝 玉城小学校前で指導35年 FMなんじょうが特番
2017/09/26 14:00大城ミヨさん(右)を囲んで番組に臨む交通少年団代表児童、當銘哲也交通係長(右から2人目)=15日、南城市大里のFMなんじょうスタジオ【南城】35年にわたり、朝の登校時に玉城小学校前で交通安全指導を続ける大城ミヨさん(83)=沖縄県南城市玉城=に、感謝を伝えようと15日、南城市大里のFMなんじょうで、大城さんを招いた「敬老の日特別番組」があった。玉城小の交通少年団の代表3人が手紙を朗読、「いつも登校 -
多良間ヤギ 島おこしへ 感染症予防法、確立に前進
2017/09/26 14:00ヤギ衰弱死の対策を指導する県家畜保健衛生所の仲村敏所長(右)と渡嘉敷美波獣医師=20日、宮古島市【多良間】「ピンダ」(多良間言葉でヤギの意)の島として知られる多良間村で6~7年前からヤギの衰弱死が相次いでいる。宮古島市の県宮古家畜保健衛生所や村内の畜産家によると、過去3年間で少なくとも50頭が死んでいるという。寄生虫による感染死と特定し、対策を進めてきた家畜保健衛生所は衰弱したヤギへの駆虫剤の投与 -
「花畑に住む平和ボケ」 石垣市議が発言 陸自配備巡り
2017/09/26 14:00石垣亨市議の発言を批判する「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」=25日、市民連絡会事務所【石垣】石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備を巡り、市議会9月定例会で与党の石垣亨市議が配備反対の市民を「お花畑に住む平和ボケ」と表現したことが分かり、反対市民が反発している。25日、約1万4千筆の配備反対署名を中山義隆市長に提出した「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」は同会事務所で会見を開き、「署 -
子どもらに米兵、銃の扱い方教示 金武、ハンセンフェス
2017/09/25 14:00沖縄県金武町の米軍キャンプ・ハンセンを一般市民に開放する「ハンセン・フェスティバル2017」が23日、2日間の日程で始まった。在沖米海兵隊の兵器展示のほか、ライフル銃を自由に触れるコーナーもあり兵士が子どもに銃の扱いを説明する場面もあった=写真。県内の米軍活動を監視している県平和委員会の大久保康裕事務局長は「自衛隊基地内で銃を触らせることが問題になり、最近は全国の米軍基地でも触らせることはなくなっ