琉球新報の最新ニュース
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沖縄の芸大生ユニット「いーどぅし」学ぶのは琉球古典、歌うのは沖縄ポップス 初の全国アルバムに手応え
2017/08/16 12:00アルバム「かなさ」をPRするいーどぅしのなみなみ(左)、かーなー=那覇市の琉球新報社沖縄ポップスユニット「いーどぅし」が7月26日、2枚目のアルバム「かなさ」をみいかじMUSIC沖縄から全国発売した。メンバーのかーなー、なみなみは「初の全国発売で自ら作詞・作曲もした。新たな一歩を踏み出せた」と手応えを語る。2人は県立芸術大学で琉球古典音楽を学ぶ4年生。動画投稿サイト「You tube」に投稿したB -
思わず足が止まる!「わじゃ そーいびん」って?工事現場のうちなーぐち看板 発案者の思いを聞いてみた
2017/08/15 12:00工事区間の始まりでは「ゆたしく うにげーさびら」(よろしくお願いします)【糸満】「わじゃ そーいびん(お仕事中です)」。沖縄県糸満市武富のイオンタウン武富ショッピングセンター前の県道7号の道路工事現場で、うちなーぐちの看板が道行く人を楽しませている。発案者は、うちなーぐちを使う機会が減少していることに危機感を持った南山開発(本社・豊見城市)の取締役会長の浦崎実さん(60)だ。「言葉は使わなかったら -
「カメジロー」に会いたい 桜坂劇場前、長蛇の列
2017/08/14 11:00映画を見ようと劇場の前に多くの人が詰め掛けた=13日、那覇市の桜坂劇場(写真:琉球新報)米統治下の圧政に不屈の精神で抗議する姿勢を貫いた瀬長亀次郎さんのドキュメンタリー「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー」(佐古忠彦監督)の上映が12日から沖縄県那覇市の桜坂劇場で始まった。上映2日目の13日は、同作を見ようと朝早くから500人近くの観客が詰め掛け、長蛇の列をつくった。一部会場に入 -
イチゴを水耕栽培 大宜味に植物工場 沖縄セルラー
2017/08/10 13:00大宜味村で始めるイチゴの水耕栽培についてPRする大宜味村の宮城功光村長(左)と沖縄セルラー電話の湯淺英雄社長=9日、大宜味村役場【大宜味】沖縄セルラー電話(沖縄県那覇市)の湯淺英雄社長は9日、大宜味村役場で会見し、11月から県産イチゴの新ブランド「美ら島ベリー」の水耕栽培を始めると発表した。大宜味村が建設した塩屋の企業支援賃貸工場に入居する。県内初の取り組みとして、ICT(情報通信技術)で温度や湿 -
「リゾートワーク」しませんか? コザの魅力、楽しんで発信を 観光客に1万円上限補助
2017/08/09 14:00リゾートワークについてPRする沖縄市観光物産振興協会の島袋隆会長(右)と山田一誠事務局長=8日、沖縄市上地の同協会事務所【沖縄】沖縄県沖縄市観光物産振興協会(島袋隆会長)が、短期間リゾートを楽しみながら仕事をする「リゾートワーク」の誘致に力を入れ始めている。5日から県外在住の人が市内でリゾートワークする場合、1万円を上限に費用を補助する事業を始めた。主にITを活用して時間や場所にとらわれずに働く「 -
オスプレイが飛行を強行 県、国に飛行中止要求 知事「国民守る気概あるか」
2017/08/08 13:00オーストラリアで墜落事故後、飛行を強行する普天間飛行場所属のMV22オスプレイ=7日午後1時すぎ、普天間飛行場(花城太撮影)沖縄県の米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が7日午前10時40分ごろ、同飛行場を離陸した。5日に普天間所属のオスプレイがオーストラリア東海岸で墜落した事故を受け、日本政府が米軍に求めていた飛行の「自粛」を無視して飛行を強行した形だ。日本政府は事実上黙 -
炎天下の舞「一万人エイサー」沖縄、国際通り
2017/08/07 13:00勇壮に演舞を披露する参加者=6日、那覇市の国際通り(新里圭蔵撮影)第23回を迎えた2017年夏祭りin那覇「一万人のエイサー踊り隊」(同実行委員会主催)が6日午後、那覇市の国際通りで開かれた。気温30度を超える炎天下で、約4千人(主催者発表)が勇壮な演舞を披露した。今年は昨年と同じ66団体が参加。子供から大人まで参加者たちは、国際通りの10カ所で息を合わせて踊り、約6万5千人の観客を楽しませた。う -
エイサー、共に踊ろう 糸満・米須 旧盆、区外の参加募集
2017/08/04 15:00今後のエイサーの存続について話し合う米須青年会とOB会ら=7月19日、糸満市の米須コミュニティーセンター【糸満】会員が減少している沖縄県糸満市の米須青年会(徳元康平会長)は、今年の旧盆のエイサーの参加者を募集している。毎年、ウークイの夜に行う「エイサー盆踊りの夕べ」は今年45周年を迎えるが、会員が5人にまで減り、エイサー盆踊りの存続が危ぶまれている。米須青年OB会総務係の山城渉さんは「これまで地域 -
中国人観光客は料金10倍 レンタル業者が看板、批判で撤去
2017/08/03 17:00撤去された「中国人のみ2万円」の看板沖縄県宮古島市のビーチで、レジャー用品の貸し出し業者がパラソルセットの料金を中国人は10倍高くするとの看板を設置していたことが2日、分かった。看板を見た人から市に「差別ではないか」などと苦情が寄せられていた。業者は取材に対し「中国人観光客が1人用の椅子に5人座り、壊れたことがある。単に椅子が壊れるから貸したくないだけ。差別ではない」と話した。その上で「今後は対応 -
甘いトマト作ります「ハルハウス」ハウス建設、目標額達成
2017/08/02 15:00「協力ありがとうございました」とクラウドファンディングの達成を喜ぶハルハウスのスタッフら=八重瀬町高良【八重瀬】皆さん、協力ありがとう―。沖縄県島尻郡八重瀬町高良の就労継続支援A型事業所「ハルハウス」(久手堅憲太代表)が、インターネットのクラウドファンディングで募っていたミニトマト栽培用のビニールハウス2棟の建設資金がこのほど、目標額の75万円を達成した。7月14日の最終日までに、110人から80 -
幻の勝連城 闇夜に輝く 阿麻和利出陣祭、児童らの絵で再現
2017/08/01 12:00児童らが描き、勝連城跡「二の曲輪」に張り出された城の巨大絵画=30日午後8時半ごろ(写真:琉球新報)【うるま】世界遺産の勝連城跡を巨大な絵と光で彩る「阿麻和利出陣祭」が30日から始まった。8月20日まで。期間中は午後7時半~10時までライトアップされる。城跡への入場は午後8時半まで可能。入場無料。児童らに城跡内にあったとされる建物の巨大絵画を描くことで、地元の世界遺産に興味を持ってもらうことなどを -
【追跡】沖縄で覚醒剤密輸が相次ぐ背景 海外航路増を隠れみのに 捜査機関、巧妙化を懸念
2017/07/31 15:00マレーシア船籍のヨットから発見した覚醒剤約600キロ=2016年6月、沖縄地区税関元暴力団組員の男ら5人から構成される覚醒剤密輸組織がこのほど摘発された。5人は2016年から17年にかけて複数回にわたり、台湾から沖縄へと500グラム以上、末端価格にして3500万円以上の覚醒剤を密輸していた。沖縄県内では昨年国内最大の約600キロ密輸事件を筆頭に、密輸事件の摘発が相次いでいる。背景には沖縄と海外を結 -
ヒアリ防除、沖縄は研究者連携で迅速調査、科学技術大学院大や琉球大など知見を共有
2017/07/28 15:00外来アリ類の有無を確認する調査=4日、那覇市の那覇港新港ふ頭地域の生態系を保ちつつ南米原産の強毒アリ「ヒアリ」を防除するため、沖縄科学技術大学院大(OIST)や琉球大のアリ研究者を中心に沖縄県内の関係者が連携を深めている。世界的な研究知見を関係機関が迅速に共有して方向性を一致させており、関係者は「全国に類がない」と胸を張る。ヒアリ対応に全国的に混乱が見られる中、環境省那覇自然環境事務所や那覇港管理 -
「平和と共生、受け継ぐ」 大田元知事県民葬、2000人が惜別
2017/07/27 16:002千人以上が大田昌秀元知事との別れを惜しんだ県民葬=26日午後、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター展示棟6月12日に亡くなった大田昌秀元知事の功績をたたえ、冥福を祈る県民葬(実行委員長・翁長雄志知事)が26日午後、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで催された。約2千人が参列し、大田元知事との最後の別れを惜しんだ。翁長知事は式辞で「大田さんの理念を受け継ぐ」と決意を示した。鶴保庸介沖縄担当 -
同性カップル、連帯債務OK 琉銀、来月から対象拡大 県内地銀で初
2017/07/26 15:00住宅ローンの夫婦連帯債務の対象を同性カップルに拡大することを説明する琉球銀行の職員ら=25日、琉球新報社琉球銀行(川上康頭取)は8月1日から、夫婦で住宅ローンを組む「夫婦連帯債務」の対象を同性のカップルにも拡大する。同性カップルが共同で住宅ローンを借りられるようにするのは県内地銀で初めて。全国的にもみずほ銀行が実施している以外、事例はほぼないという。夫婦連帯債務は、夫婦の収入を合算することで住宅ロ -
夜のピクニック盛況 真夏のオアシス 新都心 住民ら主催、異業種交流も
2017/07/25 13:00公園でお酒を手に会話を楽しむ参加者たち=14日、那覇市おもろまちの水の道公園都会のオアシスで夜のピクニック―。那覇市新都心地区の水の道公園で夜風に吹かれながら、持ち寄った料理を味わい、集まった人と交流する。その名も「夜のピクニック(夜ピク)」が好評だ。クラボ沖縄と新都心の住民有志が主催し、毎月第2金曜日に開いている。夜ピクは、おもろまち駅前から県立博物館・美術館までをつなぐ「新都心水の道公園」に「 -
アレルギー気にせず食事ができるツアー 県外から40人
2017/07/24 13:00アレルギー対応の食事を家族で楽しむツアー参加者=22日、南城市佐敷のユインチホテル南城バリアフリー観光の認知度向上を目的に、食物アレルギーのある子どもや家族に食事と旅行を楽しんでもらおうと、沖縄ツーリストとQOLトラベル(東京)が共同で行う沖縄県内観光ツアーが22~24日の日程で始まった。県外から家族連れら40人が参加した。22日は南城市のユインチホテル南城で小麦などアレルギーを引き起こす10の素 -
国内最大の石西礁湖、サンゴ激減「白化」が回復せず
2017/07/21 12:00死滅した石垣島西岸のサンゴ=7月(環境省提供)環境省那覇自然環境事務所は20日、沖縄県の石垣島と西表島の間にある国内最大級のサンゴ礁「石西礁湖」35地点を6月に調べた結果、サンゴの平均被度は12・5%で、昨年7~8月の29・5%から大幅に減少したと発表した。平均白化率は19・7%だった。那覇自然環境事務所の担当者は被度の低下について、昨年の大規模白化現象の影響を指摘し「今夏も、前回の調査で白化や死 -
コーヒー畑に夢実る 国頭の豆がスペシャルティ認定 安田の徳田泰二郎、優子さん
2017/07/20 14:009年前に畑に植えたコーヒーの木の前に立つ、徳田泰二郎さん、優子さん夫妻=国頭村安田【国頭】厳格な基準を満たした高品質のコーヒー豆だけに与えられる「スペシャルティコーヒー」の認定が、日本で初めて沖縄県国頭村安田から誕生した。安田在住の徳田泰二郎さん(44)と優子さん(42)夫妻が二人三脚で9年前から始めたコーヒーづくりが結実した。徳田さん夫妻が作る「安田珈琲(あだコーヒー)」は、まだ市場に出回るほど -
「在来種、殺虫剤で殺さないで」 ヒアリ対策で専門家呼び掛け
2017/07/19 13:00ヒアリ(沖縄科学技術大学院大学 OKEON美ら森プロジェクト/沖縄県外来種対策事業提供)強い毒を持つ南米原産の特定外来生物指定種「ヒアリ」や「アカカミアリ」の侵入が国内で相次いで確認され、沖縄への侵入も心配される。疑わしいアリを殺虫剤で駆除する事例も想定されるが、専門家は「もともと沖縄に生息する多くのアリを殺してしまう懸念がある。在来アリがいなくなると外来種が定着しやすくなるため殺虫剤使用は逆効果 -
沖縄自治体、移住促進あの手この手 体験ツアーや婚活に力
2017/07/18 14:00県の移住促進事業で、石垣市の保育園を視察する体験ツアー参加者ら=2016年2月、石垣市沖縄県は、将来の人口減少に備えようと、県外からの移住促進に向けた取り組みを進めている。2016年度から3年事業で地方創生推進交付金による「県移住定住促進事業」を始め、17年度は9月以降に移住体験ツアーや10月までに移住に関するシンポジウムを予定している。県内市町村も、人口減が始まっている離島や本島北部の自治体を中 -
七宝技法で「エイサー」 躍動感、色鮮やかに表す
2017/07/14 13:00「エイサーまつり」をデザインした造幣局の七宝メダル造幣局(大阪府、百嶋計理事長)はこのほど、沖縄の夏を代表する「エイサーまつり」をテーマにした純銀製の七宝メダルを製造した。2009年から製造・販売する「日本の祭り」シリーズの第9弾で、九州・沖縄の祭りのデザインは初めて。500個の販売を予定し、19日まで購入申し込みを受け付けている。七宝は、金属にガラス質の上薬を焼き付けて模様や絵を装飾する工芸技法 -
車上の犬、島で話題に 多良間の「セコム」
2017/07/13 12:00トラックの天井がお気に入りのセコムと飼い主の西原良宏さん=6月、多良間村【多良間】大手警備会社にあやかって命名された多良間村の雑種犬「セコム」(雄、4歳)が、逃走した牛を追い掛けたり、サトウキビ畑でネズミを捕獲したりと縦横無尽の活躍を見せている。指定席は、畜産業を営む飼い主の西原良宏さん(38)が運転する2トントラックの天井だ。トラックの上から島を見守り、心地良い風とともに人々の注目を集めている。 -
オリジナル婚姻届で祝福 手続きのあれこれ冊子に 沖縄市
2017/07/12 14:00小冊子や沖縄市オリジナルの婚姻届をアピールする市民課職員ら=沖縄市役所【沖縄】沖縄市は、婚姻届の書き方や必要な手続きについてまとめた冊子「にーびちぐすーじさびらBOOK」を作成した。7月から市役所窓口で受け取ることができる。「にーびちぐすーじさびら」は「ご結婚をお祝いしましょう」との意味。国指定伝統工芸品の知花花織の柄をあしらったオリジナル婚姻届も導入し、結婚記念証を配布するなどのサービスも開始し -
自慢のミニトマトを届けたい 八重瀬・ハルハウス ビニールハウス建設資金募る
2017/07/10 14:00【八重瀬】農業や弁当販売で、障がいがある人たちの雇用の場を提供する八重瀬町高良の就労継続支援A型事業所「ハルハウス」(久手堅憲太代表)が、ミニトマト栽培用のビニールハウス2棟の建設資金をクラウドファンディングで募っている。目標額は75万円で、達成率は7日現在で76%。スタッフらは「自信と誇りを持って働き、『ぶどうのように甘い』と言われるハルハウスのミニトマトをみんなに届けたい」と協力を求めている。