琉球新報の最新ニュース
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県産マンゴー最高値15万円 県やJAなどが東京でPR活動
2017/07/07 13:00県産果実を味わい、歓声を上げる市場参加者ら=6日朝、東京都の大田市場出荷ピークを前にしたマンゴーなど沖縄の夏を彩るトロピカルフルーツをPRしようと、沖縄県やJAおきなわ、豊見城市などによるトップセールスが6日早朝、東京都の大田市場で行われた。関係者が見守る中で行われた競りでは、県産マンゴー1箱(2玉入り1キロ)に15万円の値が付き、昨年の8万円を大きく上回る県産品としての過去最高値に市場はにぎわっ -
腎臓移植経験の仲里則男さん、世界スポーツ大会「銀」
2017/07/06 15:00世界移植者スポーツ大会のボールスローで銀メダルを獲得した仲里則男さん=4日午後1時29分、那覇空港国内線到着ロビー6月25日から7月2日までスペイン・マラガで開かれた第21回世界移植者スポーツ大会に出場した仲里則男さん(54)=沖縄県浦添市宮城=が、6月30日に行われた50代の部ボールスローで銀メダルを獲得した。父・松正さん(97)から腎臓移植を受けて今年で29年。現在も月に1度の検査を受けながら -
爆買い健在 中国人購入額30~60万円 県商工労働部が外国人客調査 県産菓子が人気
2017/07/05 13:00観光地の免税店などで買い物袋を手にする訪日外国人観光客ら=4日、那覇市の国際通り沖縄県産品や全国特産品の消費拡大を図ろうと、県商工労働部はこのほど、外国人客が県内で食べたいものや、実際に購入した商品などについて調査した。食べたいものの上位3位に牛肉(ステーキや焼き肉)、マグロ(丼や刺し身)、アイスクリームが選ばれ、実際に購入した商品は紅イモタルトと黒糖が多く占めた。買い物金額は中国人客で6万~10 -
「うりずんの雨」米で上映 沖縄差別の歴史知って 監督、基地問題など報告
2017/07/04 11:006月23日の「慰霊の日」にちなみ、米国人監督ジャン・ユンカーマンさんのドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」が6月24日、米カリフォルニア州ガーデナ市の北米沖縄県人会で上映された。沖縄戦や米軍基地問題に焦点を当てた映画の上映会にはユンカーマン監督も出席し、出席者の質問に答えた。出席者の多くが県人会のシニア2世会員で、中にはアメリカ人と結婚した92歳の沖縄生まれの会員も息子と来ていた。若い世代は -
地元愛変わらない ダ・パンプISSAさん、コザでラジオ番組
2017/07/03 13:00軽快なトークを展開する(右から)ISSAさん、ヤースーさん、宮川たま子さん、FU-MIさん=6月26日、沖縄市中央のFMコザ沖縄市中央出身で、人気ダンスグループ「DA PUMP(ダ・パンプ)」のISSAさん(38)が3月、地域密着のローカルラジオ「FMコザ」で、自身がスポンサーを務める番組「コザデイザコザ」を始めた。「番組で、少しでも街に人が増えてくれたらうれしい」。6月11日でデビュー20周年を -
沖縄の声 映画で伝える 戦争体験継承へ、21歳決意 映画監督の仲村颯悟さん
2017/06/30 13:00「沖縄戦を伝える使命がある」と話す映画監督の仲村颯悟さん=6月23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園沖縄県沖縄市出身の映画監督、仲村颯悟(りゅうご)さん(21)=慶応大4年=は慰霊の日を「特別な日」と言う。米軍普天間飛行場の辺野古移設をテーマにした映画「人魚に会える日。」を制作するきっかけとなった日だ。慰霊の日である6月23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園の平和の礎を訪れた仲村さんは「東京に出てきた者と -
悪夢苦しんだ戦後、映画「ハクソー・リッジ」モデルのドスさん 95年来沖
2017/06/29 11:00前田高地に立つ元米陸軍衛生兵のデズモンド・ドスさん=1995年6月25日、浦添市(當義弘さん提供)日本各地で24日から上映されている映画「ハクソー・リッジ」の主人公として描かれ、沖縄戦で武器を持たずに負傷兵75人を救出した衛生兵デズモンド・ドスさん(2006年死去)が1995年6月に沖縄を訪れた際、琉球新報の取材に応じていた。浦添市前田高地の戦闘で負傷したドスさんは戦後5年半、陸軍病院で入院生活を -
72年越し帰郷の遺品、米から軍隊手帳届く
2017/06/28 13:00インターネット電話を通じて、仲村渠傳太さんの軍隊手帳を保管していたロバート・フランツさん(スクリーン右)らにお礼を述べた仲村伝助さん(左下)=20日、南城市役所玉城庁舎米アラスカ州在住の男性が1960年ごろに友人からもらった軍隊手帳が、沖縄戦で戦死した旧玉城村(現沖縄県南城市)出身の仲村渠傳太(でんた)さんの物だったことが分かり、南城市役所で20日、戦後72年の時を経て傳太さんのおいの仲村伝助さん -
自動走行システムで新交通網の形と観光まちづくりを!沖縄北谷で実証実験開始
2017/06/27 12:00遠隔操作の実証実験で自動走行する小型電動カート=26日、北谷町沖縄県北谷町と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は26日、遠隔操作の小型カートが地中に埋め込まれた誘導線上を自動走行する実証実験を開始した。出発式が同日午前、北谷町のうみんちゅワーフで開かれ、町や研究所、経済産業省などの関係者約120人が出席した。実証実験は2018年度まで行われる。高齢者や観光客の新たな移動手段として、注目が -
都議選、今井絵理子氏投稿の「批判なき政治目指す」に批判
2017/06/26 14:00沖縄県出身で女性ボーカルグループ「SPEED」メンバーの今井絵理子自民党参院議員(比例)が、沖縄の「慰霊の日」の23日に短文投稿サイト「ツイッター」に「『批判なき選挙、批判なき政治』を目指し」などと書き込み、異論が相次いでいる。23日は東京都議選が告示され、今井氏は「『批判なき選挙、批判なき政治』を目指して、子どもたちに堂々と胸を張って見せられるような選挙応援します」と投稿した。直後から「批判なき -
「朝カラバクダンニオイマワサレテ」兵士・住民目線の戦争記録公開か
2017/06/23 12:00沖縄戦で亡くなった幸地賢盛さんの遺影と、幸地さんが残した雑記帳「朝カラバクダンニオイマワサレテ」。兵士、一住民の目から沖縄戦をつぶさに記録した雑記帳を、沖縄近現代史家の伊佐眞一さん(65)=那覇市首里崎山町=が所有している。筆者は伊佐さんの祖父で、沖縄戦で亡くなった幸地賢盛さん。庶民が残した沖縄戦の記録は貴重で、伊佐さんは「沖縄戦の継承に役立てたい」と公的機関への寄贈を検討している。幸地さんは19 -
戦没者DNA鑑定募る 集団申請へきょう集会
2017/06/22 14:00(写真・琉球新報)沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表らが21日、県庁で記者会見し、22日に浦添市社会福祉センターで開く「戦没者遺骨を家族の元へ6・22沖縄集会」への参加を呼び掛けた。戦没者遺骨のDNA鑑定を厚生労働省へ求める集団申請に向け、ガマフヤーは希望者の名簿をまとめ、7月上旬にも厚労省へDNA鑑定を申請する予定だ。厚労省は従来、DNA鑑定で、戦死場所を記した日本軍の部隊 -
あなたの証 いま、ここに…「平和の礎」朝鮮人犠牲者刻銘板で哀悼会
2017/06/21 12:00新たに刻銘された朝鮮人犠牲者の刻銘板の前で手を合わせる支援者ら=20日、糸満市摩文仁の「平和の礎」沖縄戦犠牲者の名前を刻む糸満市摩文仁の「平和の礎」で20日、沖縄戦に強制動員された朝鮮人犠牲者の刻銘板の前に支援者らが集い、哀悼会がしめやかに開かれた。本年度は平和の礎に朝鮮人犠牲者が7年ぶりに追加刻銘された。参加者らは名前が刻まれた刻銘板の前で、朝鮮人犠牲者の強制動員の実態解明を進める決意を新たにし -
北部訓練場着陸帯、建設費用が15倍に 計94億、うち警備63億
2017/06/20 16:00米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡り、政府が当初予定していた工事予算(3工区・4着地帯)が約6億1千万円だったのに対し、「警備費」の増額などで合計94億4千万円に上り、費用が約15倍に膨れ上がっていることが19日、分かった。平和市民連絡会の北上田毅氏が沖縄防衛局への情報公開資料や福島瑞穂参院議員から得た資料を公表した。ヘリパッドは昨年12月に完成したが、進入路など関連工事が残り、政府は8月末までの -
子どもの貧困、当事者の要望把握を 上間、湯浅両氏が対論 那覇
2017/06/19 12:00(写真・琉球新報)琉球大学教育学部研究科教授の上間陽子さんと社会活動家で法政大学教授の湯浅誠さんを招いた対論企画「タフな支援者になれますか-沖縄の子どもの貧困、私たちの課題」が17日、那覇市の沖縄大学アネックス共創館で開かれた。225人が詰め掛け、立ち見や別室のモニターで視聴する人もいるなど関心の高さをうかがわせた。対論は子どもの貧困問題を解決するために必要な支援を考えようと、沖縄大学と琉球新報社 -
辺野古差し止め提訴 政府、印象操作か 別裁判持ち出し「和解不履行」
2017/06/16 12:00沖縄県の 名護市辺野古の新基地建設で翁長雄志沖縄県知事が国を相手に工事の差し止め訴訟を起こす方針を表明したことに関連して政府側からは、2016年12月の県敗訴の最高裁判決などを引き合いに、翁長知事が判決に従っていないという印象を与える発言が出ている。約束した義務を履行しない知事という“印象操作”に躍起になっているようにも映る。論点をすり替えるように異なる裁判の和解内容を持ち出す政府の論法に、法律の -
沖縄食材でAKB歓迎 県内飲食店で企画進む
2017/06/15 13:0017日に沖縄県豊見城市で開かれるAKB48の選抜総選挙を前に、県内の飲食店ではAKBメンバーや、観覧に訪れるファンを歓迎する企画が急ピッチで進んでいる。県が県産品を使った店を認定している「おきなわ食材の店」の一部店舗では、AKBにちなんだスイーツなど特別メニューを提供して「沖縄食材をPRしたい」と意気込んでいる。南城市のユインチホテル南城のレストラン・サンピアは、「A(甘い)」「K(かわいい)」「 -
世界が注目!94歳のモデルにインスタフォロワー3万6000人
2017/06/14 00:00華やかな衣装を着こなし、チャーミングな笑顔で世界中から支持を得る「おばあちゃんモデル」がいる。沖縄県伊江村出身の渡久地恵美子さん(94)=兵庫県伊丹市=だ。孫の森千波(ちなみ)さん(36)が写真投稿アプリ「インスタグラム」に投稿したのがきっかけで、今や3万6千人のフォロワー(読者)を誇る。渡久地さんが身に着けるストールやヘアバンドは、さをり織りアーティストでもある森さんの作品だ。森さんは「おばあち -
元沖縄県知事の大田昌秀氏が死去 多くの県民が悼み 平和への意志受け継ぐ
2017/06/13 14:00完成前の平和の礎を視察する大田昌秀さん(右)=1994年12月13日、糸満市摩文仁多くの学友を失った沖縄戦体験を原点とし、戦争と米軍基地のない平和な沖縄を希求し続けた元県知事で琉球大名誉教授の大田昌秀さんが12日、死去した。「平和の礎」を建立し、平和のメッセージを沖縄から発した。少女乱暴事件に抗議する1995年10月の県民大会で「幼い少女の尊厳を守れなかった」と謝罪し、基地の重圧を沖縄に強いる日米 -
「私のポジション」出版イベント 違いを認め、他者を尊重
2017/06/12 14:00琉球新報での連載をまとめた「私のポジション『沖縄×アメリカ』ルーツを生きる」の発刊を記念したディスカッションイベント「『私のポジション』違いを認め合う社会とは? 6・23を前に考える」が5月28日、那覇市天久の琉球新報社であった。約20人が参加し、他者との違いを受け入れ、互いに尊重し合う社会をどう築いていくかを語り合った。イベントの様子を2回にわたって紹介する。連載は「私のポジション 戦後70年 -
伸縮自在で速乾!メッシュかりゆしが人気
2017/06/09 11:00「Tシャツ屋ドットコム」を運営するアイアム(沖縄県那覇市、仲嶺朋広社長)が、メッシュ素材のかりゆしウエアの新商品などユニークな商品開発を手掛けている。東京・国技館では人気力士をデザインした大相撲Tシャツが観戦土産として販売されており、粋やかわいらしさを表現したデザインが大相撲ブームに乗って好評だ。かりゆしウエアのブランド「NANTEN uraraka」から4月、スポーツ系のユニホームに使われるメッ -
LGBT生きやすい社会の実現を!イベント「ピンクドット」沖縄で開催
2017/06/08 12:00性的マイノリティーのLGBTが生きやすい社会の実現を目指すイベント「ピンクドット沖縄」の共同代表を務める荒井達也さんらが7日、沖縄県那覇市内で会見し、9月23日に那覇市牧志のテンブス館で「ピンクドット沖縄2017」(同実行委員会主催)を開催することを発表した。2013年から全国に先駆けて開催されてきた「ピンクドット沖縄」には国内外から延べ2千人以上が参加しており、今年で5回目を迎える。6日時点で那 -
リュウキュウアイが激減 塩害や高齢化 染織工芸打撃
2017/06/07 11:00契約農家が収穫し、運搬してきたリュウキュウアイを管理する仲西利夫さん。かめでは葉を水に漬け込んで発酵させ、藍の色素成分を抽出している=5月31日、本部町伊豆味の琉球藍製造所(写真:琉球新報)芭蕉布や宮古上布、琉球絣など、県内のさまざまな伝統染織に欠かせない染料の琉球藍が不足し、沖縄の工芸振興に影を落としている。原因は台風による塩害などの気象要因や農家の高齢化で、原料となる多年草「リュウキュウアイ」 -
沖縄戦米軍捕虜の魂安らかに…ハワイ初開催の慰霊祭200人以上の参列者
2017/06/06 13:00沖縄戦で捕虜となり、移送先のハワイで亡くなった県人12人の冥福を祈る、共同代表の(前列左から)渡口彦信さん、高山朝光さん、元捕虜の古堅実吉さん=4日(日本時間5日)、米ホノルル市の慈光園本願寺1945年の沖縄戦で米軍の捕虜となり、移送先のハワイで亡くなった県人12人を弔う慰霊祭が4日(日本時間5日)、オアフ島ホノルル市の慈光園本願寺で開催された。ハワイでの県人捕虜を弔う慰霊祭開催は初めて。元捕虜の -
「日米 政権の姿 支持者のみ向き合う 酷似する両首脳の手法」
2017/06/05 15:00【ワシントン報告】米国に来て思うのは、日米の政権の姿があまりに似ているということ。トランプ政権はロシア政府による米大統領選干渉疑惑を巡る混乱が続く中、メディア批判を展開する。日本では、安倍晋三首相の「加計学園」問題の疑惑が晴れないまま、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の国会審議が本格化していく。どちらも政権トップの「介入疑惑」が取り沙汰される中、熱狂的な支持者の声のみを聞く政治が行