琉球新報の最新ニュース
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「素晴らしい」沖縄で調整 プロ10年目の石川遼
2016/12/28 11:00(写真・琉球新報社)来年、PGAツアー5年目でプロ10年目の節目となるプロゴルファー石川遼は、今年で6回目となる南城市琉球GCでの沖縄合宿を27日、終えた。石川は「(期間中は)暖かく沖縄でやったかいがあった。環境が素晴らしく自分のしたい練習をさせてもらっている」と充実した様子で合宿を振り返り、「成績を出して恩返しすることしか考えていない」と来季へ意欲を示した。沖縄合宿は2010年から実施している。 -
真珠湾「復讐」が対馬丸に、今なお続く“後遺症”
2016/12/28 11:00(写真・琉球新報社)安倍晋三首相は27日(日本時間28日)、オバマ米大統領と共にハワイ・真珠湾のアリゾナ記念館を訪問し、日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊する。県内では真珠湾攻撃の3年後、対馬丸が「真珠湾の復讐(ふくしゅう)者」の異名を持つ米潜水艦ボーフィンに撃沈された。那覇市若狭の対馬丸記念会理事長の高良政勝さん(76)は「真珠湾攻撃の結果が太平洋戦争とその後の沖縄戦だ」と語った。「真珠湾攻撃 -
辺野古工事再び強行 国、県との協議拒否
2016/12/28 11:00(写真・琉球新報社)沖縄防衛局は27日、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に向けた工事を再開した。国と県が辺野古代執行訴訟で和解し、工事が中断した今年3月4日以来、約10カ月ぶり。本格的な工事は年明けに再開する見通し。来年1月以降に海底掘削(ボーリング)調査を実施。汚濁防止膜設置に伴うコンクリートブロックを海中へ投下し、護岸設置に向けた作業を進める。翁長雄志知事は政府の強硬姿勢に -
普天間地下水から化学物質 米軍基地由来か、高濃度「PFOS」
2016/12/27 13:00オスプレイが駐機している普天間基地=12月19日、沖縄県宜野湾市(写真・琉球新報社)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の地下水3カ所から、法律で使用が原則禁じられている化学物質、有機フッ素化合物「PFOS」(ピーフォス)が高濃度で検出されたことが26日、分かった。上流側で検出された濃度と比較して下流側が突出して高い数値となっており、調査を実施した沖縄県環境部は「普天間飛行場から流入した可能性が極め -
観光客、ロケ地巡礼 ゴリさん監督「ロクな人生」 銀幕に映るコザ満喫
2016/12/27 13:00ロケ地巡りで案内役を務める宮島真一さんと参加した長澤修一さん・妙子さん夫妻=19日、沖縄市胡屋(写真・琉球新報社)【沖縄】沖縄市観光物産振興協会は19日、よしもとエンタテインメント沖縄と沖縄市が制作した地域発信型短編映画「ロクな人生」(ガレッジセール・ゴリさん監督)のロケ地を観光客らに案内する企画「コザの街、映画の中を歩く旅」を実施した。市内にあるミニシアターで映画を鑑賞後、胡屋地区周辺を散策した -
辺野古工事きょう再開 沖縄県が「承認取り消し」処分を取り消し 国の埋め立て効力復活
2016/12/27 12:00記者会見を終え、退席する翁長雄志知事=26日午後、那覇空港(写真・琉球新報社)沖縄県の翁長雄志知事は26日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画に伴う名護市辺野古の埋め立て承認を巡り、昨年10月に行った「取り消し処分」を取り消した。仲井真弘多前知事が2013年12月27日に行った埋め立て承認の効力が復活することになる。沖縄防衛局は県からの通知を受けて27日に埋め立て工事の関連作業を再開し、基地内 -
オスプレイ飛行 高江、抗議続く
2016/12/26 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド建設に反対する市民ら約30人は23日、東村高江の同訓練場メインゲート前などで抗議行動を続けた。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、同ゲート付近で飛行訓練する様子も確認され、騒音で集会が中断される場面もあった。オスプレイは同ゲート上空を何度も旋回しながら、低空飛行していた。訓練の様子を見た那覇市の坂尾美知子さん(65)は「抗議行動を威 -
87歳島袋さん「子が犠牲に」韓国TV取材 辺野古阻止思い
2016/12/26 12:00(写真・琉球新報社)韓国のテレビ局「KBS(コリアン・ブロードキャスティング・システム)」が23日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、辺野古在住で長年ゲート前に座り込んでいる島袋文子さん(87)をインタビューした。KBSでは来年8月に日本と韓国、中国で戦争を体験した女性の戦争体験談と戦後どのように歩んできたかをまとめたドキュメンタリー番組「戦争と女性」を放送予定。日本では地上戦が -
「ありがとう」人生刻んだ温かい歌の数々 Kiroro20周年
2016/12/26 12:00(写真・琉球新報社)Kiroroの沖縄デビュー20周年を記念した「おかげさまライブ」が11日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟で開かれた。沖縄で子育てをしながら全国でライブをしている2人。ファン、家族、相方への感謝を何度も口にした。デビュー曲「長い間」で始まった。「デビュー時は20年後も歌っているとは夢にも思わなかった」。同劇場でのライブは11年ぶりで当時は2人ともおなかに赤ちゃんがいた -
防衛局、不安に答えず 「調査中」に住民不信 オスプレイ墜落 沖縄県名護市安部区説明会
2016/12/22 12:00オスプレイ墜落事故について、防衛局担当者らに質問する名護市安部区の住民(左)=21日夜、安部地区会館(写真・琉球新報社)【名護】名護市安部海岸へのオスプレイ墜落を巡り、沖縄防衛局は21日夜、同市安部地区会館で地元住民を対象にした説明会を開いた。19日にオスプレイの飛行を再開した際に県や関係市町村、同区などへ渡した説明資料をそのまま使い、既に公開・報道されている内容が大半で、環境汚染などについては「 -
「サトウキビが大好物」 福島のゾウ、沖縄こどもの国で越冬
2016/12/22 12:00ゾウに餌のニンジンなどをあげる子どもたち=17日、沖縄市の沖縄こどもの国(写真・琉球新報社)【沖縄】東北サファリパーク(福島県二本松市、熊久保信重社長)から越冬のために来県したアジアゾウのトンサイとブントーンの2頭の歓迎セレモニーが17日、沖縄市の沖縄こどもの国であった。高田勝園長が「楽しみながら、いろんなことを勉強してほしい」とあいさつした後、子どもたちが背に乗ったり、餌のニンジンをあげたりして -
ろうそくともし静かに強く抗議 那覇市、県民広場
2016/12/22 12:00紙コップに灯をともし、抗議した「キャンドル・プロテスト」=21日午後7時すぎ、那覇市の県民広場(写真・琉球新報社)「辺野古不当判決 オスプレイ墜落キャンドル・プロテスト」が21日夜、那覇市の県庁前県民広場で行われた。「これ以上新しい基地を沖縄に造るな」との思いを共有した人々が「紙コップキャンドル」をともし、静かに強く抗議の意志を示した。名護署前や兵庫県、福岡県でも開かれた。キャンドル・プロテストは -
年内に工事再開へ 辺野古訴訟で沖縄敗訴 最高裁、「唯一の解決策」は認めず 県は26日にも「取り消し」
2016/12/21 12:00米軍普天間飛行場の名護市辺野古計画への移設を巡る訴訟の上告審判決が言い渡された最高裁第2小法廷=20日午後(写真・琉球新報社)沖縄県の翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを巡り、国が県を相手に提起した不作為の違法確認訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は20日、県の上告を棄却した。承認取り消しは違法だとした福岡高裁那覇支部の県敗訴の判決が確定した。最高裁は県の上告受理申し立 -
空き家活用、モデルに 古民家宿「とくすけやー」完成
2016/12/21 12:00真喜屋古民家宿「とくすけやー」と看板の除幕を行う稲嶺進名護市長(左から2人目)ら=18日午後、名護市真喜屋(写真・琉球新報社)【名護】名護市真喜屋で古民家を改修した宿泊施設がこのほど完成し、来年のオープンを前に18日午後、セレモニーが行われた。羽地地域の区長や地域出身の市議会議員らで構成する羽地振興会(喜納健吉会長)の事業で、施設の運営管理団体は今年9月に地元住民らで結成された一般社団法人羽地ネッ -
大湾「世界王者目指す」 ボクシング、白井・具志堅ジムへ
2016/12/21 12:00世界チャンピオンを目指すことを誓った大湾硫斗(右)と具志堅用高会長=20日、沖縄市の美来工科高校(写真・琉球新報社)ボクシングの全国高校総体などで活躍した美来工科高3年の大湾硫斗(18)が20日、同校で会見を開き、来春の卒業後に東京都の白井・具志堅スポーツジム(具志堅用高会長)でプロの道に進むことを表明した。大湾は「世界チャンピオンを目指して頑張る」と決意を述べた。大湾はうるま市出身で、2013年 -
オスプレイ飛行再開 墜落6日後、県民反発 米軍、県に直前通告
2016/12/20 12:00(写真・琉球新報社)【宜野湾】13日夜に名護市安部の海岸で墜落して以降、飛行を停止していた米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが19日午後1時58分、普天間飛行場を離陸し、飛行訓練を再開した。事故前の運用と同様、午後10時近くまで飛行した。詳しい事故の経緯や原因が明かされない中、地元の反対を押し切って事故から6日後に飛行再開したことに翁長雄志県知事をはじめ、県民から怒りの声が上 -
沖縄観光経済効果1兆円 15年度
2016/12/20 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県文化観光スポーツ部は19日、2015年度の沖縄観光の経済波及効果が、前回調査の12年度と比べ49・9%増の1兆143億3400万円となり、過去最高を更新したと発表した。1兆円を突破したのは初めて。大型クルーズ船の寄港回数が過去最多となるなど外国人客が急増したことや1人当たりの消費額の増加が寄与した。経済波及効果算出の基となる観光消費額は12年度と比べ51・2%増の6917 -
全国に届け ダンスで南風原ヘチマPR キッズダンスチーム「ビュウリーズ」5期生8人合格
2016/12/20 12:00(写真・琉球新報社)【南風原】南風原町観光協会(照屋盛夫会長)は10日、南風原町特産のヘチマ「南風原美瓜(ビュウリー)」をPRするキッズダンスチーム「ビュウリーズ」の第5期生を決めるメンバーオーディションを、南風原町商工会で実施した。オーディションには現メンバー4人と新人7人が応募し、審査の結果8人が新メンバーに選ばれた。新メンバーは来年4月から1年間活動する。本年度で結成当初から活動してきたメン -
小6が生活アプリ開発「家族の約束守らせる」「買い忘れ防止」
2016/12/19 13:00(写真・琉球新報社)12月11日に開催された「リュウキュウフロッグス リープデー2016」で、小学6年生2人が開発したアプリケーションソフトが発表された。買い物や家族の約束事といった身近なテーマを取り上げ、アプリで問題解決につなげるプログラミング力とアイデアを堂々と披露し、参加したIT企業の社長らも発想の豊かさをたたえた。発表したのは、小嶺響平君(沖縄アミークスインターナショナル6年)と木村美月さ -
県が公式に「墜落」と分類 知事 飛行再開「とんでもない」
2016/12/19 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県は18日までに、オスプレイ墜落事故について、県の公式記録でも事故を「墜落」として分類した。政府は米軍の発表に沿って、機体は「不時着水」したとして「墜落」を否定している。翁長雄志知事が同日午後、名護市安部の事故現場を視察後、記者団の取材に明らかにした。翁長知事は「落ちた機体の写真などを見て、知識のある人などと話して、これは墜落以外考えられないと判断した。不時着水などというご -
来春 沖縄で会おうね ホワイトライオン こどもの国へ
2016/12/19 13:00(写真・琉球新報社)東北サファリパーク(福島県二本松市)の熊久保信重社長らが16日、沖縄市役所を訪れ、ホワイトライオン1頭を、沖縄こどもの国(沖縄市胡屋)へ贈ると発表した。サファリパークのゾウが毎年来県し、こどもの国で越冬しているお礼として寄贈が実現した。熊久保社長は「沖縄の子どもたちにも見ていただき、楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。東北サファリパークには20頭がおり、贈られるホワイトライオンは -
「人けない所に落ちた」 墜落現場で防衛副大臣 沖縄・名護海岸のオスプレイ事故、視察7分、「不幸中の幸い」とも
2016/12/16 11:00黒川清彦内閣官房沖縄危機管理官(手前左)から、約800メートル離れた墜落現場の説明を受ける若宮健嗣防衛副大臣(同右)=15日、沖縄県名護市安部(写真・琉球新報社)13日夜に米軍輸送機オスプレイが墜落した沖縄県名護市安部の海岸に15日、若宮健嗣防衛副大臣が訪れ、黒川清彦内閣官房沖縄危機管理官から上空写真などを見ながら説明を受けた。現場から約1キロ離れた浜から双眼鏡で墜落現場を眺めるなどし「(パイロッ -
沖縄6位、アジアから唯一選出 英大手検索サイトのお薦め旅行地
2016/12/16 11:00クルーズ船で沖縄を訪れた外国人観光客=7月、沖縄県那覇市若狭(写真・琉球新報社)英国大手旅行検索サイト、Skyscanner(スカイスキャンナー)が選んだ2017年のお薦め旅行地「トップホリデーディスティネーション」トップ7に、アジアから唯一、沖縄が6位にランクインした。沖縄を訪れるべき理由として「世界で最も美しく神秘的なビーチがある」と挙げた。沖縄県によると沖縄が選ばれたのは初めて。国内旅行予約 -
ありのまま生きる 安冨歩さん(東京大東洋文化研究所教授)
2016/12/16 11:00「ゴッホ美術館を訪れた時、中学生の頃に油絵を描きたいと思っていたことを思い出した」という安冨歩さん=10月、那覇市首里のCONTE(写真・琉球新報社)テレビ番組「アウト×デラックス」出演を機に「男装をやめた東大教授」「女性装の東大教授」と話題になった安冨歩さん(東京大学東洋文化研究所教授)が10月、トークショーのため初めて沖縄を訪れた。経済学者、東大教授としてエリートの道を歩み、音楽、絵画など幅広 -
翁長沖縄県知事、オスプレイ撤収要求 「北部訓練場返還式中止を」
2016/12/15 11:00海岸に墜落し大破した普天間基地所属のオスプレイ=14日午後1時20分、名護市安部の沿岸(写真・琉球新報社)米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが13日午後9時半ごろ、名護市安部の海岸に墜落した。機体はギミ崎付近の陸地から約80メートル沖の浅瀬で、胴体や翼がばらばらに分離し大破している。米軍は事故原因についてKC130空中給油機からの空中給油訓練中に切れたホースがプロペラを損傷し