琉球新報の最新ニュース
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ジュゴン 姿消す 15年度以降、大浦湾工事影響か
2016/10/27 11:00写真は2005年に仲里裕和さんが撮影。名護市辺野古沖を悠々と泳ぐジュゴン。2014年にも辺野古沖7キロ付近でNHKがアオウミガメが並んで泳ぐ姿を撮影した(写真・琉球新報社)2015年1月以降、大浦湾で国の天然記念物であるジュゴンの姿が確認されていないことが25日までに分かった。同時期には沖縄防衛局が名護市辺野古沿岸海域に大型コンクリートブロックを投下していることから、自然保護団体は工事の影響を指摘 -
沖縄・糸満で「竜宮の使い」発見
2016/10/26 11:00浜辺に打ち上げられた深海魚のリュウグウノツカイ=25日、糸満市喜屋武の喜屋武漁港(写真・琉球新報社)糸満市喜屋武の喜屋武漁港北側の浜辺に25日、深海魚のリュウグウノツカイが打ち上げられた。午後5時ごろ、宮城正勝さん(65)が発見。体長約4メートル10センチの細長い体に、地元の漁師らは驚きの声を上げた。沖縄美ら島財団総合研究センターの宮本圭研究員によると、浅い海にも出てくることもあるという。小堀端正 -
レタス一玉1350円! 沖縄、野菜高騰が離島直撃
2016/10/26 11:00全国的な不作で野菜の高値が続く=25日、沖縄県那覇市の青果店(写真・琉球新報社)全国的に台風が相次いで襲来した影響などから野菜類の不作が広がって高値が続き、沖縄県の南大東島では10日前後にレタスが1玉1350円の高値で販売された。沖縄県内小売りでも高値傾向が続き、消費者の財布に“寒風”が吹いている。卸売業務を担う沖縄協同青果によると、競りでは野菜類全般で前年比1・5倍程度の値が付いており、価格が落 -
世界の「沖縄人大会」開幕へ 5700人超が文化発信、空手交流も
2016/10/26 11:00空手・古武道交流イベントで「普及形1」を一斉に演武する参加者=25日、沖縄県那覇市の県立武道館(又吉康秀撮影)第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)の前夜祭パレードが26日午後3時から5時半まで、沖縄県那覇市の国際通りで行われる。国内外の県人会など78団体から過去最多の5793人が参加し、それぞれの国・地域の歌や踊りを披露しながら練り歩く。また、「空手の日」となった25日は、世界のウチ -
沖縄 報道の自由に懸念 高江記者排除 国境なき記者団声明
2016/10/25 11:00(写真・琉球新報社)国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は22日、高江ヘリパッド建設の取材に当たる琉球新報、沖縄タイムス両紙記者を警察が現場から排除したことなどについて「沖縄の報道の自由が脅かされている」とする声明を発表した。米軍による取材監視にも触れ、日本政府に対応を迫った。警察による両紙記者の排除について、声明は「日本政府がこのような活動を容認し、ジャーナリストにとって -
自然の中で愛誓う 石垣伝統挙式を商品化
2016/10/25 11:00(写真・琉球新報社)【石垣】ウエディング業などを手掛けるアルル(石垣市、仲筋正和社長)は24日、石垣島の伝統などを取り入れた独自のウエディング商品「石垣島自然式 美ら結」を発表した。初の自社商品で来年1月にサービスを始める。人気が高まっているリゾートウエディングの需要を取り込み、石垣島の認知度向上にもつなげる。庭とビーチを会場に、地域の神司が夫婦の先導や式を行う役を務めることが大きな特徴。神司は八 -
「お帰りなさい」 空港に喜びの声 県人大会あす前夜祭
2016/10/25 11:00(写真・琉球新報社)26日に前夜祭が行われる第6回世界のウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)に参加するため、海外県系人が続々来沖している。24日はボリビア、ペルー、ハワイ、アルゼンチン、ブラジルなどから約1500人が来沖した。空港では交流団体や親戚らが横断幕などを持ち歓迎した。25日も約1500人が来沖する。ハワイの県系人は24日夕、チャーター便で来沖。実行委員会は空港で歓迎式を開き、浦崎唯昭副 -
空手演武3973人 ギネス更新 国際通りで記念祭
2016/10/24 14:00(写真・琉球新報社)空手のギネス世界記録に挑戦する「空手の日記念演武祭」が23日、那覇市の国際通りで行われ、3973人による形の一斉演武が認められ、ギネス世界記録の更新が認定された。翁長雄志知事がギネス公式認定員から認定証を受け取った。那覇市牧志のぶんかテンブス館前から久茂地まで通行止めとなった国際通りに、安里方向を向いた愛好家らがずらりと並び、午後3時半すぎから一斉に「普及形1」を披露した。演武 -
プルッ!シャキッ! ゼリーに評価 アセローラフレッシュ 特産品で沖縄県知事賞
2016/10/24 14:00(写真・琉球新報社)沖縄の産業まつりで21日に開催された第19回商工会特産品フェアありんくりん市の特産品コンテストで、本部町の農業生産法人アセローラフレッシュ(並里哲子代表)が出品した「アセローラフローズンゼリー」が県知事賞に輝いた。フローズンゼリーは美容と健康に良い県産アセロラ果汁をふんだんに使用。冷蔵ではプルッとした舌触りのゼリー、冷凍ではシャキッとしたフローズンのような歯触りの2通りの食感が -
茂木健一郎さん、尾木直樹さんも批判「戒め全くない」 大阪府知事の差別擁護発言
2016/10/24 14:00(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場のヘリパッド建設の抗議活動参加者に「土人」や「シナ人」などと発言した大阪府警の機動隊員に対し、松井一郎府知事が短文投稿サイト「ツイッター」で「出張ご苦労様」などと発言していたことについて、多くの著名人がツイッターなどで批判した。脳科学者の茂木健一郎さんはツイッターで「知事として言うべきことはそこではない気がする」と投稿。作家の平野啓一郎さんも「今回の『土人』はやる -
知事、県警に抗議 機動隊員差別発言 「到底許されぬ」
2016/10/21 14:00機動隊員の差別発言に対し、池田克史県警本部長(左)に手を広げながら抗議する翁長雄志県知事=20日午後3時すぎ、県庁知事応接室(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場周辺で抗議する市民に大阪府警機動隊員が「土人」「シナ人」と差別発言したことを受け翁長雄志知事は20日、県庁に池田克史県警本部長と金城棟啓県公安委員長らを呼び、抗議した。翁長知事は池田本部長に「県民の感情を逆なでし、悲しみに陥らせる厳しい言葉だ -
沖縄の未来へ 絆深く 第5回若者県人大会開幕
2016/10/21 14:00歓迎パーティーでカチャーシーを踊る参加者=20日、西原町中央公民館(写真・琉球新報社)沖縄県内初開催となる第5回世界若者ウチナーンチュ大会(同実行委員会主催)が20日、開幕した。西原町のさわふじ未来ホールで行われた開会式には200人以上が参加。4人の若者代表が「世界若者ウチナーンチュが一つになり、沖縄の未来に向かって熱い絆を深める」と誓った。沖縄にルーツを持つ海外の若者約100人と沖縄に住む若者が -
4500人がギネス挑戦 国際通り舞台に
2016/10/21 14:00空手の日記念演武祭でのギネス記録更新に力を込める沖縄伝統空手道振興会の池宮城事務局長(右端)ら(写真・琉球新報社)沖縄伝統空手道振興会(会長・翁長雄志知事)の役員らは20日、空手の日記念演武祭(23日、国際通り)を前に県庁で会見を開いた。島袋善保副会長は、ギネスブック世界記録に挑戦する予定者が約4500人に上ることを明らかにし、「2020年東京五輪の競技空手採用の盛り上がりも含め、伝統空手を県内外 -
「土人」発言、沖縄県警が謝罪 「事実」「極めて遺憾」
2016/10/20 12:00抗議する市民に「土人」と発言する機動隊員(右)=18日午前9時45分ごろ、東村高江の北部訓練場N1地区ゲート(読者提供)県警は19日、米軍北部訓練場のヘリパッド建設を巡って警備に当たる大阪府警の機動隊員が抗議活動参加者に対し「土人」と発言していたことを「事実だ」と認めた。県警は一連の発言について「極めて遺憾だ」と述べ謝罪した。19日付で差別発言をした20代男性隊員は離県し、大阪府警へ戻ったという。 -
別の機動隊員は「シナ人」と暴言 北部訓練場、抗議市民に
2016/10/20 12:00市民に「シナ人」と発言した機動隊員=18日、東村高江の北部訓練場N1ゲート前(読者提供の動画より)米軍北部訓練場のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の建設を巡り、大阪府警の機動隊員が「黙れ、こら、シナ人」と暴言を吐いていたことが19日分かった。読者提供の動画などで本紙記者が確認した。県警は19日午後、「差別用語としてとられかねない不適切な言葉だ」との見解を示し、謝罪した。「シナ人」と発言したのは、 -
人型ロボ 高齢者見守り 琉球ネットワークサービス、ソフト開発へ
2016/10/20 12:00多言語に対応し、空手の演武も披露する人型ロボット「NAO」システム開発の琉球ネットワークサービス(上原啓司会長)は19日、人型ロボット「NAO」の国内正規代理店であるスマートロボティクス社とロボットサービスに関する契約を締結したと発表した。琉球ネットワークサービスは今後、1人暮らしの高齢者を見守るシステムの開発などNAOに搭載するソフトウエアの研究を進め、沖縄独自のサービスを世界に発信する。NAO -
“世界のマジシャン”仲間入り 沖縄出身のMASAさん
2016/10/19 10:00手を使わずに来場者の指に指輪をはめたMASAさん(右)=7日、那覇市のロワジールホテル那覇(写真・琉球新報社)世界を視野に、10年以上地道に磨き続けた技が認められた-。世界中のマジシャンが集まる米国ロサンゼルスの通称「マジックキャッスル」の審査に今年2月、マジシャンのMASAさんが県内出身者として初めて合格した。中学2年の時にマジシャンのセロさんのクローズアップマジックを目の当たりにして以来「毎日 -
パパが作った優しいドーナツ 「HYGGE(ヒュッゲ)」(宜野湾市大山)
2016/10/19 10:00「HYGGE」オーナーの石田環さん(右)と妻・聖美さん。こだわりのドーナツを焼き上げ、ほっと一息=10月、沖縄県宜野湾市大山(写真・琉球新報社)お腹がグゥ~っと鳴り始める正午前、宜野湾市大山にある焼きドーナツの店「HYGGE」(ヒュッゲ)には、甘くて香ばしい香りが立ちこめます。オーナーの石田環(めぐる)さん(44歳)が丁寧に焼き上げるドーナツは全4種類(HYGGEプレーン、チーズ、クルミ、玄米プレ -
市民を「土人」呼ばわり 機動隊員、沖縄のヘリパッド建設現場 識者ら差別発言と批判
2016/10/19 10:00ヘリパッド建設に抗議する市民に「土人」と発言した機動隊員(右)=18日、沖縄県東村高江(読者提供)沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題で18日午前、建設に抗議する市民に対して、現場の機動隊員が「土人が」などと発言する場面があった。市民が撮影した動画で本紙記者が確認した。識者や市民らは「沖縄差別の発言だ」などと指摘しており、県民の反発を強めそうだ。18 -
世界初、カキを陸上養殖 沖縄・久米島、海洋深層水を使用 「安心安全」アピール
2016/10/18 11:00(写真・琉球新報社)全国でオイスター(カキ)バーを経営するゼネラル・オイスター(東京、吉田●(王ヘンに秀)則代表取締役CEO)の子会社ジーオー・ファーム(沖縄県久米島町、鷲足恭子社長)が、久米島町の海洋深層水を使ってカキの陸上養殖を始める。卵の受精から成貝に生育するまで一貫して陸上で行うのは世界初。拠点となる施設を11月にも建設予定で、早ければ2017年度内に久米島産カキとして全国に出荷する。雑菌 -
警察の「黙認」に批判 沖縄・ヘリパッド建設の違法ダンプ 市民の抗議は「むやみに規制」
2016/10/18 11:00(写真・琉球新報社)沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題で、砂利を運ぶダンプカーに違法な改造やダンプ表示番号の無記載などが確認された。これまで大量の機動隊を動員して建設に抗議する市民らを排除し、ダンプカーの搬入を誘導してきた警察の対応に対し、識者や市民からは批判が上がった。17日はダンプカー60台分の砂利がN1地区ゲート内へ搬入されたが、ダンプ表示番 -
夜空に月虹、幸せアーチ 石垣島天文台撮影
2016/10/18 10:00(写真提供:石垣島天文台)【石垣】国立石垣島天文台(宮地竹史所長)は16日午後7時すぎ、満月の光で現れた虹の撮影に成功した。天文台は「夜空が暗く空気が澄んだ条件が必要な珍しい現象」と説明。空の状態を監視する天文台のスカイモニターカメラが同7時6分から約15分、竹富島と小浜島の上空に大きな虹を写した。同8時50分ごろにもアーチ状の虹を撮影した。「月虹(げっこう)」という現象で、月の光が大気中の水滴で -
北谷海岸でサメ釣る 体長1.5メートル、目撃と同種
2016/10/17 13:00釣り上げたサメ(宮城梓さん提供)【北谷】沖縄県北谷町美浜周辺の海岸で複数のオオメジロザメが目撃され、同町と宜野湾市の計3カ所のビーチで遊泳が禁止されている件で、西原町在住で漁師の宮城梓さん(22)が15日夜、同町のサンセットビーチ周辺の砂浜で体長約1・5メートルのサメを釣り上げた。宮城さんによると、釣り上げたのはオオメジロザメ。重量はおよそ30キロ。既に解体し、冷凍保存しているという。「ニュースで -
学力テスト 「競争加担」にジレンマ 【新聞週間 取材ノートから】
2016/10/17 13:00(写真・琉球新報社)「序列主義を推し進めているのはマスコミだ」。ある教員が学力問題について指摘した言葉が胸に突き刺さった。2016年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の公表を控え、教育担当記者が取材を進める中で出てきた言葉だった。この教員はこう指摘したという。「点数で見ると大きな向上でも、正答数で見ると1問分以下の差しかない。マスコミは数字のマジックに踊らされている」本紙はこれまで、文部 -
笑顔広がる県民食 きょう「沖縄そばの日」
2016/10/17 13:00(写真・琉球新報社)10月17日は「沖縄そばの日」。那覇市安里の五星そばでは16日、観光客や学生らがもっちりとした食べ心地の麺を味わっていた。茨城県からの修学旅行生(17)は「そばっぽくなくて驚いたけど、すごくおいしい。また食べたい」と笑顔で麺をすすった。平均正答率の比較が過度な競争をあおるとの批判も根強い。取材する中でも、対策に追われ疲弊する子どもたちや教員の姿もあった。文科省は「過度な競争が生