琉球新報の最新ニュース
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県民投票結果の尊重訴える 那覇で1万人辺野古基地断念要求
2019/03/18 13:23「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が主催する「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地建設断念を求める3・16県民大会」が16日、沖縄県那覇市の那覇新都心公園で開かれた。県民投票で示された名護市辺野古埋め立て反対の結果の尊重を求めて、主催者発表で1万人が参加した。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設に伴う新基地建設を巡り、防衛省沖縄防衛局が25日にも新たな埋め立て区域への土 -
大自然仲間と疾走 東村アドベンチャーラリー
2019/03/18 13:19東村の山や川、浜辺などの自然の中を、チーム対抗でカヌーやトレッキングで探検しながらより高いポイント獲得を目指す「第6回やんばる東村アドベンチャーラリー」(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)が16日、東村文化・スポーツ記念館を発着点に開催された。県内外から86チーム計248人が参加した。参加者は友人や家族、仲間らと力を合わせ、競技を楽しんだ。村内にある複数のチェックポイントに設定された得点を獲得 -
金メダル候補5人が沖縄に 空手、東京五輪へ合同稽古
2019/03/15 12:302020年の東京五輪空手道形の候補で全日本強化選手の喜友名諒(興南高―沖縄国際大出、劉衛流龍鳳会)、金城新(美来工科高―沖縄国際大出、劉衛流龍鳳会)、上村拓也(興南高―沖縄国際大出、劉衛流龍鳳会)の沖縄県勢3選手と女子の清水希容、岩本衣美里らの合同稽古が那覇市の県立武道館で行われている。稽古は15日まで。世界のトップ選手として活躍する喜友名と清水がそろい、東京五輪に向けて稽古するのは県内では初めて -
沖縄発 アジアの空の安全守る若き航空整備士の卵たち
2019/03/15 12:30県出身の若者たちが活躍ことし1月、那覇空港内の航空整備施設で本格的に事業を開始したMRO Japan(エムアールオー・ジャパン)株式会社。航空機の整備や修理、点検を専門とする企業だ。この会社で、現在、整備士を目指す県出身の若者たち67人が活躍しているのをご存じだろうか。現場の業務をこなしつつ、難関とされる国家資格取得を目指して日々研鑽を重ねる県出身者6人に話を聞いた。「最初は何も分からない状態から -
ランドセル姉妹で12年 「物を大切に」リレー 糸満市の玉城花菜・里帆さん
2019/03/15 12:30【糸満】12年間、ありがとう―。糸満小学校6年生の玉城花菜さん(12)が抱きしめるのは赤いランドセル。ところどころに見える塗装のはがれが見えるがきれいなランドセルだ。姉の里帆さん(19)が6年間使った「お下がり」で、姉妹合わせて12年間使ってきた。ランドセルを大切に扱ってきた花菜さんは「みんなより長く持てたのは、いいことだと思う」と笑顔を見せる。花菜さんは5人きょうだいの4人目。里帆さんの卒業時、 -
那覇空港に新ターミナル 国内線と国際線が連結で乗り継ぎ楽に LCCも便利に
2019/03/14 14:37那覇空港旅客ターミナルビルを運営する那覇空港ビルディング(兼島規社長)は13日、国内線と国際線の旅客ターミナルビルをつなぐ「際内連結ターミナル施設」の落成式典を開いた。18日に供用開始する。国内線ビルから国際線ビルまで1階が到着、2階が出発、3階がチェックインと階層構成が統一され、乗り継ぎが容易になるなど利便性向上が期待される。連結施設は2020年3月の第2滑走路供用開始により想定される、民間機の -
失恋も、仕事のモヤモヤも、リングを見てパワーに変換
2019/03/14 14:32新日本プロレス沖縄大会に潜入してみた。 →「プロレス 愛してまーす」と叫んだ。いま、プロレスが社会現象になっている。「怖い」「痛そう」「流血」といったイメージも過去のもの。試合会場には「プ女子」と呼ばれる女性ファンや家族連れが詰め掛ける。業界最大手「新日本プロレス」の沖縄大会に潜入してみると…熱気と興奮、あふれる「プロレス愛」にスリーカウントを奪われた。ゴング前からあっせんなよもう並んでるやんか― -
初めて聞く「女子会」に戸惑いも 国境を越えた先で感じた「壁」
2019/03/14 14:23台湾出身のツァイさんの目に映る違和感台湾出身の蔡抒帆(ツァイ・スー・ファン)さん(37)は、5歳の長女を夫とともに育てながら、宜野湾市内の県自立生活センターイルカで事務局長として働いている。「まるこさん」という愛称で親しまれている蔡さん。沖縄出身の夫との結婚・出産をきっかけに台湾から沖縄に移り住んだ。子育て、学校、職場など。蔡さんから見た日本と台湾の女性を取り巻く環境の違いを聞いた。「なぜ自分が」 -
嘉手納の騒音、年10人死亡推計 北大教授、WHO新指針で試算
2019/03/13 14:50世界保健機関(WHO)欧州事務局が2018年に改訂した騒音に関するガイドラインを基に算定すると、米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)の周辺に住む約31万人のうち1万7454人が高度な睡眠妨害をもたらすレベルの騒音にさらされ、騒音が原因で年間10人が死亡したと推計されることが12日、分かった。北海道大学の松井利仁教授(環境衛生学)が試算した。13日に記者会見し、発表する。WHOは1999年に騒音のガ -
墓じまい・移転、沖縄で急増 20年で9倍 離島や北部で顕著か
2019/03/13 14:47お墓の引っ越し、いわゆる「改葬」が沖縄県内で急増していることが、12日までに琉球新報のまとめで分かった。厚生労働省の資料によると、1997年度は296件だったが、直近の2017年度は約8・8倍の2604件に上った。同期間、全国は約1・5倍の伸びにとどまっており、沖縄の急増ぶりが際立っている。識者は「戦後、離島や沖縄本島北部から中南部に移住した世帯が2、3世になり、墓問題に直面しているのではないか」 -
女性経営者が夫婦別姓を望むリアルで切実な理由とは
2019/03/13 14:43ナンポー代表取締役社長・安里睦子さんに聞く結婚して姓が変わっても仕事は「安里姓」を使うと決めていた。沖縄県内でお菓子を製造・販売するナンポー代表取締役社長の安里睦子さん(46)は、創業者の父から会社を引き継ぎ、安里姓に誇りを持っている。高江洲洋子(琉球新報社編集局記者)旧姓でも問題ないと思っていたのに2018年6月4日に再婚し、姓が「城間」に変わると思いがけない壁にぶつかった。仕事で使う法人用銀行 -
沖縄県産お菓子台湾へ オキコが進出準備2020年秋に台北支店
2019/03/12 12:33パン製造のオキコ(西原町、銘苅敏明社長)は、台湾支店設立に向けて準備を進めている。黒糖や紅芋など、沖縄県産品を使った和・洋菓子類を台湾に輸出する計画で、早ければ2020年秋にも台北市内に支店を設立する。台湾などでコンサルタント業務を行う「Sokuwa」に業務委託するとともにオキコの社員を台湾に派遣して、今月から営業活動を始めた。台湾進出に向けた課題を洗い出す。支店開設後は年間1億2千万円の売り上げ -
【幸せになるために生きる】DJリーマン・伊禮真のビジネスコラム
2019/03/12 12:28琉球銀行メディア戦略室室長 伊禮真(コンテンツマーケター)はじめまして&お久しぶりです。伊禮真(いれいまこと)と申します。DJもするサラリーマン、「DJリーマン」としてコラムを書いています。普段は、琉球銀行に勤務しているサラリーマンです。昨年4月にできた琉球銀行メディア戦略室の初代室長として、広告やマーケティングを通してお客さまとの良いコミュニケーションづくりを目指して日々楽しく仕事をしています。 -
沖縄マンガをネットで伝える「コミックチャンプルー」の願い【島ネタCHOSA班】
2019/03/12 12:22沖縄をテーマにしたマンガを集め、インターネットで発信しているサイトがあると聞きました。興味があるので、調べてもらえませんか?(那覇市 島休作さん)沖縄マンガをネットで発信!?ほう、沖縄をテーマにしたマンガを集めたインターネットのサイトですか。マンガ好きな調査員としては、聞き捨てならない情報です。「沖縄」「マンガ」で検索すると…。「コミックチャンプルー」というサイトが見つかりました。愛称は「コミチャ -
復興へ寄り添う心 宮城県石巻で人々つなぐエイサー 沖縄出身軸に定着
2019/03/11 13:31沖縄の伝統芸能が東日本大震災の被災地を盛り上げている。今帰仁村湧川の東恩納寛武さん(32)は、津波による犠牲者が最も多く「最大の被災地」とも呼ばれた宮城県石巻市で2013年に「エイサー石巻」を立ち上げた。約7年の生活を経て東恩納さんは昨年帰沖したが、その後も若手メンバーが増え地域に定着している。17年4月に石巻に移住した嘉陽愛華さん(22)は、東恩納さんと同じ湧川青年会でエイサーに親しんでおり、石 -
医師の働き方を変える! 女性医師が7割、琉球大学医学部付属病院・産婦人科の挑戦
2019/03/11 13:23産婦人科医局長・銘苅桂子さんに聞く琉球大学医学部付属病院産婦人科の医師の7割は女性だ。しかもほとんどが子育て中。高度医療をしていて、緊急対応もある大学病院の第一線で子育て中の女性が働き続けられるのはなぜだろうか。医局長の銘苅桂子医師に聞いた。玉城江梨子(琉球新報社編集局記者)3月8日は国連が定める「国際女性デー」。女性への差別撤廃と地位向上を考える日です。性別にとらわれず自分らしく多様な生き方をし -
「首相にダンスレッスン」辺野古反対動画に反響 差別受けた経験を糧に発信
2019/03/11 13:15名護市辺野古の新基地建設に反対するよう呼び掛ける県内在住者が作った動画がインターネットで反響を呼んでいる。「辺野古の浜で安倍晋三首相にカチャーシーを教える」という設定の動画がツイッターで視聴回数約8千回、昨年9月の県知事選で期日前投票を呼び掛けた動画は同5万3千回を超えた。動画を公開したのはツイッターで「Ryukyu Ishigame(リュウキュウ イシガメ)」のアカウント名で活動する女性(41) -
タコライスから田芋スイーツ、米軍払い下げ品まで…金武町は多国籍&独特な街
2019/03/08 13:22かつて米軍基地の門前街として栄えた金武町。タコライスや田芋のスイーツなど独特の味覚も楽しめ、県外や海外からの観光客も訪れる多国籍な街を記者がほろほろ(ぶらぶら)した。気分はアメリカン新開地のゲートをくぐり、すぐ左手にあるのが「GATE1」 1 。キャンプ・ハンセン第1ゲートの目の前にあることからその名を付けた。周辺の店がまだ開いていない朝10時から営業している。地元客や観光客、外国人客でにぎわう。 -
小学校管理職女性22% 教諭70%占めるも18年度県内、中学・高校さらに低く
2019/03/08 13:19沖縄県内の小学校教諭は女性が70.2%を占めるにもかかわらず、教頭以上の管理職は女性が22.0%と低く、男女比率が逆転していることが2018年度学校基本調査から分かった。長時間労働が常態化する中で家事・育児まで負担する女性教諭は管理職に挑戦しにくく、数が伸び悩んでいると見られる。管理職経験者も「女性への重圧は大きく、管理職を勧めるのもちゅうちょする」と話す。女性管理職の割合は中学16.2%(女性教 -
「はるかのひまわり」沖縄・北中城で咲く命の尊さ伝え、新たな絆を
2019/03/08 13:16【北中城】沖縄県北中城村の熱田漁港近くのヒマワリ畑で、阪神・淡路大震災の復興の象徴とされる「はるかのひまわり」が開花した。村屋宜原青年会がプロジェクトに賛同し、育てている。2月21日、「はるかのひまわり絆プロジェクト」の松島俊哉さんがヒマワリ畑を訪れ、ヒマワリの成長を視察した。「はるかのひまわり」は1995年の大震災で被災した加藤はるかさん(当時11歳)が亡くなった場所からヒマワリが咲いたことに由 -
ゲーマー、糸満に集まれ! 4月に沖縄初のeスポ公認大会
2019/03/07 12:00糸満青年会議所と沖縄県eスポーツ協会は6日、コンピューターゲームの腕前を競う「ITOYAかりゆしeスポーツ杯2019」を、4月21日に同市のNBCサムシングフォー西崎で開催すると発表した。県内で初めての県eスポーツ協会公認の大会で、出場者を募集している。3千人の来場を目標としている。eスポーツは年齢や性別、障がいにかかわらず楽しめる。大会ではプレイステーション4を使い、サッカーゲームの「ウィニング -
恋愛相談も引く手あまた?! M-1ファイナリストの実績持つ若手コンビ「さや香」
2019/03/07 12:00大阪出身の「さや香」は、さわやかな見た目から想像がつかないほど、テンション高めの漫才を披露するお笑いコンビ。「M-1グランプリ2017」でファイナリストとして決勝戦に進出したことで、一躍脚光を浴びました。注目したい若手芸人として、今回たっぷり紹介します。聞き手:饒波貴子(フリーライター)客席がざわつくコンビ名ーはじめまして! コンビ結成のきっかけから教えてください。新山:NSC大阪校の同期で、卒業 -
番犬ならぬ「番猫」が活躍 南城市、ネズミからヤギ舎守る
2019/03/07 12:00沖縄県南城市玉城の農業生産法人「大地」が運営する糸数カプラファームには、ネズミからヤギ舎を守る番犬ならぬ“番猫”たちがいる。ネズミ取りのために飼われた5匹の猫とファームで育てられているヤギが、仲良く遊んだり、牧草の上でまったり休んだりする姿が見る人を和ませている。大地は、南城市産のハーブを飼料に混ぜて育てたヤギ「南城ハーブ山羊」を飼育・生産し、精肉や加工肉を販売する。南城ハーブ山羊は独特の臭みが少 -
ヘルパーさん10人と子育て 100cmの視界から―あまはいくまはい―
2019/03/06 12:29「お母さん、何人いるの?」「何人家族?」わが家の子どもたちは、友だちからそう聞かれることがあります。曜日ごとに違うヘルパーさんと一緒にお迎えに行くからです。総勢10人のヘルパーさんがいるからこそ成り立っている私の子育て。子どもたちにとってもヘルパーさんは家族同然。朝7時半、ピンポーンとヘルパーさんが来て洗濯物を干し、朝ごはんの片付け、ゴミ捨てなどをします。子どもの機嫌が悪い時は、抱っこしてもらい、 -
辺野古、活断層の存在明確に 地層、隆起から専門家が判断
2019/03/06 12:27米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、立石雅昭新潟大名誉教授(地質学)ら専門家十数人の調査団が1日から4日間、建設現場周辺の地質を調査した結果、活断層がある可能性が高いことが分かった。米軍キャンプ・シュワブを挟んで東側の大浦・安部地域と西側の辺野古・豊原地域の地層が異なっていることや地形の隆起状況から、両地域の境に活断層がある可能性が高いことも判明した。立石氏は「存在の証しを得ら