福島県の最新ニュース
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総工費400億円!新たなる汚染源が福島県飯舘村で建設・稼動していた
2016/04/04 06:00(放射能汚染を再拡散する巨大装置、減容化施設と資材化施設。手前には村民のお墓が)放射能ゴミを燃やす焼却施設から放射性物質が飯舘村に流れる飯舘村南部に位置する蕨平(わらびだいら)地区では、環境省の主導で、「放射能ゴミを再利用しよう」というおそろしい計画が進んでいた。蕨平には昨年、巨大な仮設焼却施設(減容化施設)が完成し、除染で出た落ち葉や枯れ木等の可燃物が燃やされつつあるのだ。福島県内のいたるところ -
高汚染・福島県飯舘村で村長が中学生に”暴走”授業!
2016/04/04 06:00(村民の村離れは、菅野典雄村長が村民の声に耳を傾けないからだ、という声も(撮影/藍原寛子)「ニュースで見るまで知りませんでした。子供たちは、この間ずっと悩んでいたんです。学校再開が来年4月だと聞いて(飯舘に戻りたくなくて)転校を決めた子もいると思います。いったいどうしてくれるんでしょうか」そう話すのは、飯舘村から福島市内に避難中の菊田慶子さん(仮名・43)。現在中1の子供を、福島市内の仮設校舎に通 -
全村避難続く福島県双葉郡の小学校 たったひとりの入学式
2015/04/20 06:00桜のつぼみもほんのり色づいて、もうすぐはじけそう!そんなうららかな春の日となった4月6日、福島県双葉郡・葛尾(かつらお)小学校の入学式が行われた。新入生は松本彩楓(あやか)ちゃん(6)、たったひとり。大好きなピンクのランドセル姿の彩楓ちゃんは「おにいさん、おねえさんと食べる給食が楽しみ!給食のカレーはカラいかな〜」と笑みを見せる。原発事故により全村避難をしている葛尾村。小学校も「滝桜」で有名な三春 -
原発湾内の魚から4万4千ベクレル!福島県沖“放射能汚染”の今
2015/03/11 06:0011年3月11日の東日本大震災、それに続く福島第一原発事故から4年、福島県沖での“放射能汚染”はどうなっているのか。2月下旬、本誌記者が訪れた福島県いわき市の小名浜港からのぞむ海は、汚染問題を感じさせないほど美しく輝いていた。一見、復興も順調に進んでいるように見えたが、巨大な魚市場に集まっていたのは、地元漁師や漁業協同組合(漁協)の職員をあわせても7~8人ほど。以前は水揚げされたヒラメやタコのセリ -
被ばく避ける産後ケアセンター設立が福島県の反対でつぶされた
2015/01/29 06:00「’12年に妊産婦のための産後ケアセンターを千葉県に作る計画があったんです。でも、福島県の反対でつぶされました。県は、子供の健康を守るより、県民を流出させないことのほうが大事なんです」こんな告発メールを送ってきたのは、3歳の子供と2人で福島市から東京都に自主避難中の女性菊池のぞみさん(仮名・40)だ。事故当時妊娠3カ月。夫と相談して、’11年3月下旬に横浜市の友人宅に身を寄せた。妊娠7カ月に入った -
東電相手取り民事訴訟を…福島県飯舘村の住民が上げた声
2014/08/06 19:007月9日、東京地裁であった裁判後、福島県飯舘村の細川牧場3代目当主・細川徳栄さん(62)は「跡を継ぐ娘のためにも、牧場を守る。損害賠償が認められるまで断固闘う」と強い口調で訴えた。細川さんは、放射能被害で馬の売買ができなくなったとして、東京電力を相手取り、2億1千万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こした。「私、早く結婚して子供を産みたいんです。今は福島市内でアパートを借りて婚約者と住んでいて、週に -
福島県・浪江小学校に2年ぶり2人の新入生が入学
2014/04/16 07:00東北・福島にようやく訪れた春。桜のつぼみが今にも弾けそうな穏やかな日に、ピッカピカに輝くランドセルをゆらして学舎に入っていくのは、瀬尾悠月ちゃんと三瓶晴奈ちゃん。この4月に、浪江町立浪江小学校に入学した2人の新1年生だ。東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く浪江町。震災前は558人の児童が元気な声をあげていた浪江小学校も臨時休業に。福島県二本松市の廃校となった校舎を利用して‘11年に開校したが、 -
震災から3年…福島県産食品の“放射能汚染”は今
2014/03/12 07:00「家の近所で米作りをしていた家は20軒くらいありました。でも、再開したのは10軒だけです。半分が廃業しました。米の値段だって福島県産というだけで全部下がっていますよ」福島市大波地区で兼業農家を営む60代の女性は言う。2月12日、福島県商工連合会が、首都圏の消費者に対して県産食品に対するアンケート結果を発表した。「福島県の食品を買わない」と答えたのが30%にも上り、風評被害が払しょくされていないこと -
虐殺、震災を経験“ルワンダの福島県人”の復興活動
2014/03/08 07:002月初旬、福島市立平野小学校で「国際交流」出前授業が開かれた。招かれたルワンダ出身のカンベンガ・マリールイズさん(48)は、鮮やかな黄色と赤色の民族衣装に身を包み、流暢な日本語で話した。「私は20年前から福島に住んでいます。みなさん、福島のことならなんでも私に聞くといいと思いますよ。みなさんの家には水道がありますか?世界には水道がない人もたくさん、たくさんいるのです。一生懸命勉強して世界の人たちを -
衝撃ルポ 福島県沖の魚が“産地偽装”され食卓に上っている!
2013/10/22 00:00福島県冲では、原発事故の発生直後から、全域で地元の漁が“自粛”されている。再開のめどはいまも立っていない。福島を代表する漁港であるいわき市の小名浜港でも、港に帰ってくるのは、はるばる北海道の沖合でサンマを捕ってくる大型漁船だけだ。ところが、この誰も捕っていないはずの“福島県沖の魚”が、消費者が気付かないうちに、市場に出回って、食卓に上っているという。いったい、どういうカラクリで福島県産の魚が水揚げ -
福島県相馬市玉野地区のシイタケ 震災前より高値になる事も
2012/12/10 07:00福島県相馬市玉野地区のシイタケ 震災前より高値になる事も「僕は、玉野地区が避難しなかったことは、選択肢としてはよかったと思います」そう話すのは東京農業大学国際食料情報学部の門間敏幸教授(63)。門間教授が、福島県相馬市玉野地区で放射能測定を始めたのは今年6月のこと。田畑から検出された放射能レベルは、高い所では1万ベクレルを超す地点もあった。しかし。「結果を恐れて農作物を作らないのは、いちばんいけな -
連載「助かった犬」第10回原発から40㌔の福島県田村市。借り上げた古民家で「にゃんだーガード」被災動物を保護しています
2011/06/21 00:00連載「助かった犬」第10回原発から40㌔の福島県田村市。借り上げた古民家で「にゃんだーガード」被災動物を保護しています名古屋で野良猫の保護活動をしていた本多明さん(47)は、震災後すぐに被災動物の保護を始めた。原発から40㌔の場所にある福島県田村市の土地を、空き家の古民家2軒ごと借り上げた。現在は築100年の家をシェルターに改装し、12匹の犬と22匹の猫を保護している。福島で保護した迷子犬はこの6
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