シリーズ人間のシングルマザーに関する話題
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“駆け込み寺”の庵主さん語る女性のあり方「あなたの名前は“お母さん”でも“奥さん”でもありません」
2024/06/02 06:00【前編】学生出産、看護師を経て48歳で出家…“駆け込み寺”の庵主さん「自分を好きになる方法」より続く兵庫県姫路市網干区。瀬戸内海もほど近い場所に、その寺はある。山門をくぐると、出迎えてくれるのは、2匹の猫と柔和な表情の庵主(あんじゅ)さん。ここは悩める女性の駆け込み寺、不徹寺だ。これまで多くの人の悩み相談を受けてきた庵主さん。看護師として終末医療に向き合いながら、シングルマザーとして二女を育て上げ -
学生出産、看護師を経て48歳で出家…“駆け込み寺”の庵主さん「自分を好きになる方法」
2024/06/02 06:00兵庫県姫路市網干区。瀬戸内海もほど近い場所に、悩める女性の駆け込み寺として知られる尼寺・不徹寺がある。300年以上続くこの寺を守るのが、25代住職の松山照紀さん(61)。“庵主(あんじゅ)さん”と呼ばれる照紀さんは、これまで多くの人の相談を受けてきた。悩める女性の心がわかるのは、庵主さんも“そう”だったから。『駆け込み寺の庵主さん』(双葉社)の著書もある庵主さんの数奇な人生を教えてもらった。■二女 -
実家の温もりを――。シンママたちへ居場所作った「普通の主婦」
2021/09/06 11:00「はい、みんなー、ごはんよ!」騒々しい部屋のなか、女性のひときわ大きな声を合図に、子供たちが集まってくる。「はい、愛華。ご飯どれくらい? ストップ言ってよ。あれ、おかずはいらんと? おかず、自分でちゃんと、とってよー」ごはん茶わんに白米をよそいながら、女性はおかずの入った大鍋を指し示す。この日の献立はオクラと豚肉の炒めもの、それに野菜のほうとう。女の子がオタマでほうとうをすくっていると、不意に女性 -
親子食堂から就職支援、無料学習塾まで!シンママ支える「umau.」
2021/09/06 11:00ゲームをしたり、歌ったりしている子供たちに、見守りながら声をかける女性たちの笑い声が響く。とってもにぎやかなこの場所は、福岡県久留米市にある、ひとり親家庭を主とした子育て世帯を支援する一般社団法人「umau.(以下、ウマウ)」の活動拠点。“実家よりも実家”をコンセプトに「じじっか」と名づけられている。なるほど、子供もママも、玄関の扉を開けるときの挨拶は決まって「ただいま」だ。居心地がいいからか、走 -
難病の息子に涙ばかり見せられない!母のブログがルーキー賞に
2021/05/31 11:00最近、息子が目で光を追うようになった――。笑顔で話すシングルマザーの大川絵里奈さん(26)の愛息・陽向(ひなた)くんは3歳。発達に重度の遅れが生じる難病であり、治療法が見つかっていない「ジュベール症候群」と闘っている。この子は、長く生きられるのだろうか――。未来を案じて、以前は泣いてばかりだった。しかし、その息子の存在が、彼女を強くした。絵里奈さんは病気のことを発信し、多くの人の支えにもなっている -
3歳で発達は生後6カ月程度。難病の息子を育て「私も強く」
2021/05/31 11:00「チャーちゃん、やっぱりおなか、すいてたのねぇ」優しくほほ笑みかけながら、彼女は小さなスプーンを、息子の小さな口に何度も、何度も運んでいた。大学生かと見紛うような、この若いママは大川絵里奈さん(26)。そして、彼女が「チャーちゃん」と呼んだ男の子は、絵里奈さんの長男・陽向くん(3・ひなた)だ。「はい、あーん、おいしいねぇ」ママが優しく声をかけながら差し出すスプーンの中身を、陽向くんはパクパクと、勢