連載のよこみねさやかに関する話題
1 ~25件/116件
-
ポジティブわっしょい『まめ日和』第500回
2025/12/05 06:00うまれたときからかなりのロングスリーパーなゆめこはいくら睡眠時間をとっても「過ぎる」ことはないらしく、朝起きて布団から出るまでの時間が1番嫌いなのだそうです。布団から出たくないばっかりにネガティブなことばかり考えてイライラしてしまうのだと最近教えてくれました。結果、毎日私とまめの2人でゆめこの気持ちが前向きになるまでポジティブわっしょいをやることになるのだけれど、おかげで随分とことがスムーズに進む -
長く楽しむために『まめ日和』第499回
2025/11/28 06:00健康と体型の管理にはけっこう気を遣っています。40過ぎたあたりから、ちょっと気を抜くとコンディションが崩れるようになったもので、毎日の運動は欠かさず食べるものにもかなり気を付けるようになった。筋トレが日課になってからは多分に漏れず鶏胸肉やブロッコリーを愛するようになった。ちょっと小腹がすいたと感じたときにカフェに立ち寄る習慣は、公園のベンチでゆで卵を食べる時間に変わった。運動量と摂取する栄養素のバ -
子育てとインテリア『まめ日和』第498回
2025/11/21 06:00子どもを持つ前の自分が好きだったもの、大切にしていたもの。たくさんあったはずなのですが、いまや我が家には自分テイストの面影もありません。好みやデザインより安全性と実用性。壊れる・汚れるは当たり前ですから選ぶものの基準も当たり前に変わる。でもそのことを嫌だと思っているわけではなくて、逆に子どもを持ったからといって必ずしもそうなるべきとも思っていなくて。なんだかんだ折り合いをつけながら移行し続けてきた -
一番大切な条件『まめ日和』第497回
2025/11/14 06:00この話をした結果、まめは「マグロの刺身が好きな人と結婚する」と決めたそうです。ずっと一緒にいる大事な人とは好きな食べ物を美味しく食べたいというなんとも素敵な理由でした。 -
やんちゃなお兄さんへの感謝『まめ日和』第496回
2025/11/07 06:00親としてたいへん悩ましいカテゴリ。人の善意はありがたく受け取って自分も誰かに返す、というようなことだけをしていれば良いのが1番ですが、身を守るためにはそうも言っていられないのが悲しいところ。だけど世の中にはちゃんと優しい人もいるし、そんな人がまめに関わってくれたことが嬉しかったし、その人のやんちゃな見た目に若干偏見の目を向けたことが恥ずかしかったし、色々と感情が忙しかったです。あの日のお兄さんには -
忘れないためにも『まめ日和』第495回
2025/10/31 06:00インスタグラムに連載にnoteにと、毎日毎日よく書くことがあるねと褒められているのか呆れられているのかわからないような言葉をいただくことがよくあります。自分でも思います。飽きもせず10年以上もよくやってるな。でも飽きる気配がないな。忘れたくなくて手帳に走り書きしている思い出まであわせると、本当に膨大な量になります。一生忘れないだろうと思うほど濃いエピソードでも、時間が経てば記憶の彼方に押しやられて -
パピコの次『まめ日和』第494回
2025/10/24 06:00塩対応な娘が私に与えてくれる束の間のボーナスタイム。今回はさすがに束の間すぎるし相手は人ですらないし、なんなら私も大好きだし、やはり企業努力の前には母の存在も霞むんだなって思いました。だけど私はパピコの次に愛されているので2本入っているうちの1本をもらえることがあるんです。いいでしょう? -
結局性別は関係ない『まめ日和』第493回
2025/10/17 06:00SNSをのぞくと時折目に入ってくる「男の子の親」と「女の子の親」のエピソード。予習のためにと一応目を通しておくのですが、その実あまり参考になったことはないかもしれない……現実はもっと斜め上でした。特に女の子の方のエピソードが、我が家はほぼ当てはまらない。結局個人。ひとりひとり面白い。プリント持って帰ってこないのはほどほどにしてほしいけど。 -
平和の鍵『まめ日和』第492回
2025/10/10 06:00永遠に揉めるのをやめない兄妹と暮らしています。中立の立場をとって、双方の話を聞こうが優しく話そうねと諭そうが、次の瞬間には新たなトピックで揉めているのでもうBGMのようなものだと諦めて放置するも、あまりにうるさくてついひとこと言っちゃう。その一言がポンコツすぎて最終的には子どもたちが私のフォローに回る羽目になり、喧嘩は終わる。家庭内の平和の鍵は母親のポンコツさにあるのかもしれません。 -
順番が大事『まめ日和』第491回
2025/10/03 06:00プレゼンのテクニックですね。通したいイラスト案を提出する前に出来の良くないおまけ案を見せたりするなど私自身も頻繁にやっていることではあるのでなんとも言えないのですが、それにしても0点!!漫画の中だけの出来事じゃなくて本当に起こることなのかと逆に感心してしまいます。そんなゆめこは挽回しようと復習して再テストを受け、40点も点数が上がりました……さすが私の娘です。 -
古今東西にインフルエンサー『まめ日和』第490回
2025/09/26 06:00考えてみれば歴史に名を残している文化人ってみんなインフルエンサー。頭の固いわたくしはいつもちまちまと教科書のまとめのようなつまらない説明をしがちなのですが。もっとざっくりと今風に伝えてもいいんじゃないかと思った出来事です。一発で伝わればその人となりにも興味が湧きますし、学ぶことがもっと楽しくなるかも。 -
胃腸の一致不一致『まめ日和』第489回
2025/09/19 06:00長続きの秘訣、友達付き合い編。関係性も価値観もいろいろですし、何がなんでも100%の相性を求めていては人付き合いなぞできません。ならば自分にとって譲れないポイントはどこだろうと考えてみましたら、私の場合「胃腸」に落ち着きました。譲れないポイントというよりは、もはやどうしようもない部分ですね。お酒を飲むペースや食べる量、活動時間の限界値など、相手に合わせるにも根性でどうにかなる年齢を過ぎてしまった今 -
本気で生きる自分に出会えた『まめ日和』第488回
2025/09/12 06:00子どもを持って良かったと思うことを我が子から聞かれると、なんと答えれば良いものか迷います。それがたとえ本当のことで、私にとっては大切な要素だったとしても、伝え方を間違えてしまうとかえって子どもにとってのプレッシャーになってしまったりすることもあるんじゃないか……。だって大人の気持ちって本当、大人にならない限りわからないんだもの。とはいえ一般論やドリーミーな誤魔化し文句で場を凌ぐのもわたしの本意では -
アボカドと結婚生活『まめ日和』第487回
2025/09/05 06:57ふたを開けてみるまでわからないことってたくさんありますからせめて妥協せずに選択したと胸を張って言えるようありたいと思っています。我々の結婚生活が真っ黒だったわけではありません、断じて……! -
忘れ癖は受け継がれて『まめ日和』第486回
2025/08/29 06:00自分ではけっこう気をつけているつもりなのですが忘れ物がひどい。外出するとかなりの確率でものを忘れてくるので、最近は忘れることを見越して小物を持ち歩かなくなった。よって、必要なものが手元になくて不便です。そんな私に似てしまったか、出かければ必ず何かを忘れて返ってくる我が家の子どもたち。夏休みも最終週になって、必要なものを学校に置きっぱなしにしてきたことが判明したのですが、私がこの体たらくなものですか -
蜘蛛界で人気の我が家『まめ日和』第485回
2025/08/22 06:00全員虫嫌いな我が家ではありますが蜘蛛だけは別格。家の中の虫を食べてくれるという利害が一致しているため、私たちも蜘蛛にはむやみやたらと危害を加えないよう生活しています。九州の田舎で育った私の家にはとんでもない大きさの蜘蛛がごろごろ侵入していたこともあり、この辺りで見かける小さな蜘蛛なんて可愛いもの。親のスタンスは子どもにも影響するようで、まめもゆめこも蜘蛛だけは怖がりません。そうして暮らしているうち -
仲良しだからこそ揉める『まめ日和』第484回
2025/08/15 06:00子どもたちが揉める声をBGMに原稿を書いています。今。どうしてこう、毎日毎日揉めるんでしょうか。お互いがいなければ生きていけないほど仲良しなくせに。まめもゆめこもお互いのことを自分の対になる「セット」みたいに思っているようで、バラで行動することを基本的には好みません。同じ楽しみを同じだけ。自分がいい思いをしたら相手にも。そんなふうに考えているようです。よくよく口喧嘩を聞いていると、そこのところがズ -
蘇生させたのに『まめ日和』第483回
2025/08/08 06:00「どうせ命を奪うのに蘇生させるのか!?」という衝撃。葉物野菜に対してその発想はなかったので息子の豊かな感性に驚くとともに、野菜嫌いに拍車がかかりそうだなと思った。 -
それぞれのタイミング『まめ日和』第482回
2025/08/01 06:00夏休みに入り、子どもたちと過ごす時間が大幅に増えた。とはいえ昔のようにかまってかまってと私のところに来ることもなくなりそれぞれ自分で楽しみを見つけて好きなように過ごしています。むしろ私の方が寂しくなってしまって時折かまってもらいに行くほどなのですが、彼らとしては「今じゃないんだけど」というタイミングもあるらしく、やんわり断られることもしばしば。そりゃそうだよね、私だって仕事にかまけて何時間も部屋に -
どっちみち愛されている!『まめ日和』第481回
2025/07/25 06:00先月、4度目のがんの転移で肺の手術をした夫。背部を切って手術をしたため大きな傷ができてしまっており、心配したゆめこは夫が歩くときにそばに駆け寄って支えてあげたりお水を持ってきたりとしきりに世話を焼きます。傷口が開いてしまうからという理由で笑うことも禁止されている夫。しかし場を和ませたい気持ちもあるらしく癖の強いショートコントを突然披露してきたりするので噴き出さずにはおれず、それによってさらに怒られ -
夫のベストファインプレー『まめ日和』第480回
2025/07/18 06:00今回はたまたま反抗期の話題でしたが、自分を大切にしてくれる友人やパートナーなどに対しても同じですね。愛情にあぐらをかいて好き勝手やっていると取り返しのつかないことになるという大切なことをこの場面で父親が話してくれるってベスト。結婚生活のなかでダントツのファインプレーたいへんありがたいので、少々服を脱ぎ散らかされても小言は言わないことにします。 -
嬉しい言葉は不意に『まめ日和』第479回
2025/07/11 06:00子どもたちから電話がかかってくるときはたいてい向こう側の雑音がひどく、なかなか聞き取れません。つられて自分の声までやや大きめになってしまったりするのですが、そんな時に心をくすぐるようなことを言われてしまうと、こっぱずかしいリアクションをよく通る声で響かせてしまったりするので悩ましい。でも嬉しい言葉って不意打ちで来るのが常なんですよね。 -
みんなのための空気づくり『まめ日和』第478回
2025/07/04 06:00「必要なものがあれば自分が動く」が基本ルールではありますが、なにかのついでに頼み事をしたり、それに対応してあげたりというのは当たり前に行われても良いことなんじゃないかしらと思っています。私が小さかった頃は「子どもが親を使う」なんてことはもってのほかでしたので、友人の家で食事をご馳走になったときのフランクな関係性に驚いたり羨ましく感じたりしたものでした。我が家もみんながみんなのために動けるような空気 -
呼び止め方『まめ日和』第477回
2025/06/27 06:00とっさに誰かを呼び止める際になんと呼ぶか。なんとなく「すみませーん!」でやってきたけれど、たとえば自分が声をかけられるときに「マダム」とか「ご婦人」なんて声をかけられた日にはしばらくルンルンするかも。喜ばれる素敵な呼びかけをしたいまめも、斜め上で大胆なゆめこも素敵よ。 -
ドラマの起こらない人生『まめ日和』第476回
2025/06/20 06:00たしかに意識してみるとドラマって不自然なほどにすれ違いと偶然が多いですね。全話分のすれ違いと偶然を計算したら天文学的な確率になるんじゃないかってくらいの頻度。あと、みんな本当にびっくりするほど人の話を聞かないし遮るし言い逃げするし大事なこと伝えないし。だからドラマが起こるんだきっと。まめの言う「誤解のないよう真面目に全てを伝える努力をする人にはドラマは起きない」は少々極端かもしれませんが、その行動