10月12日スタートの、宮藤官九郎脚本の日曜劇場『ごめんね青春!』(TBS系・日曜21時)で高校教師を演じる錦戸亮(29)。ストーリーは、合併を控えた男子高と女子高が舞台の青春ドラマだ。そこで、錦戸に“青春”への思いを聞いた。彼の考える“青春”とは。
ーー台本を読んで感じた青春は?
「小さいころからジャニーズに入って仕事をしていたので、青春時代っていうのが、あんまりなくて。記憶がないって言ったら、すごくさみしい言い方になってしまいますけど。ドラマに出てくる文化祭とか、彼女と登下校とか、そういうのがすごくうらやましくはあります。でも、普通の人ができないようなことをやらせてもらってるので、そんなこと言ったらあかんのか……。いや、あかんことはないか」
ーー普通の学生だったら、どんな青春を送りたかったですか?彼女と手をつなぎたかったとか……。
「ほんまそれがいいです」
ーー錦戸さんにとっての青春は?
「関ジャニ∞で47都道府県のツアーをしているときに、旅館に泊まったことがあったんですね。そこでメンバーと星を見たことがありますね。『うわっ!流れ星や!』って。もうハタチ超えてましたけど、僕のなかでは青春だったし、それが青春といえるなら今でもできることなのかなって。一緒に過ごす仲間がいることが、青春の大前提なのかも」
ーー10代のころにあこがれた大人像はありますか?
「楽しいことやっている人って、なんかかっこいいじゃないですか。自分の好きなこと、楽しいことやりながら、仕事もして。そういう人になりたかったですね」
ーー今そういうかっこいい大人になれてますか?
「いや、まだまだです(笑)」
ーー今回のドラマには、青春がたっぷり詰まっていそうですね。
「若いときに、この作品の生徒役で出たかったなって。女子に対してそわそわしたかったです。実際は、話すこともできないと思いますが……(笑)。でも、生徒役の若い役者さんがいるなかで、先生という違う目線でいられるのも、なかなかないことだし、すごく楽しみですね」