(写真・神奈川新聞社)
ホテルニューグランド(横浜市中区)では6月1日から、懐かしの名物料理が復活する。6~9月の本館改修工事に伴い同館のカフェやレストランが一時休業となるため、隣接するタワー5階の「ル・ノルマンディ」で特別メニューを提供。1991年のタワー建設前まで本館で人気を博したレストラン「スターライトグリル」で愛された味を堪能することができる。
工事期間中の9月30日まで、ル・ノルマンディでは通常のフレンチからメニューを変更。ビーフストロガノフやシタビラメのグラタン、世界中で親しまれている桃とアイスクリームのデザート「ピーチメルバ」といった幻のメニューを楽しむことができる。
昼・夜ともにコース料理を用意するほか、ニューグランド発祥のナポリタンやプリンアラモードなどの定番もそろえる。
スターライトグリルは、横浜港を一望しながら味わうフランス料理が多くのニューグランドファンを楽しませた。日本に本格フランス料理を紹介した同ホテルの初代総料理長、サリー・ワイルが残したレシピは1,500種類以上あるといわれており、今回限定の貴重なメニューが多数復活する。
同ホテルの担当者は「昔からのニューグランドファンの人には懐かしい味を、若い人には新鮮な味を楽しんでほしい」と話している。正午~午後9時。
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