(写真・神奈川新聞社)
東京湾沿いの行楽地、観音崎エリアを活性化しようと、地元の食堂が朝どれの地魚を使った「ご当地バーガー」を発売した。食堂関係者は「周辺散策のお供や土産品にぜひ」と、気軽に楽しめる新たなグルメとして観光客らに売り込んでいる。
今月上旬から「観音崎フィッシュバーガー」を販売しているのは、県立観音崎公園(横須賀市鴨居)内の「道の駅『夢・Dream』食堂」。地魚の刺し身定食や丼物が看板だが、賄い代わりの試作が好評だったことから商品化した。
メーンの白身魚は季節ごとに変える予定だが、今夏は鴨居漁港で水揚げされるイシモチを使用。約70グラムの分厚い切り身をフライにして、野菜と一緒に特注のバンズで挟んだ食べ応え十分の商品となった。レモンの酸味を効かせたタルタルソースにもこだわった。
同食堂のオーナー(66)は「地元の新鮮な食材を使ったメニューを増やし、年間を通して多くの観光客を呼び込みたい」と話している。
バーガーは600円(税込み)で1日限定30個。食堂は年中無休で午前9時~午後9時。問い合わせは、同店・電話046(845)1505。
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