(写真・神奈川新聞社)
県動物保護センター(平塚市)の建設基金の寄付促進で連携している県とクレディセゾン(東京都豊島区)は15日、女優の武田梨奈さん(25)を「動物愛護アンバサダー」に任命した。県のイベントなどに参加し、建設基金寄付への呼び掛けや動物愛護の普及啓発の推進に取り組む。
武田さんは横浜市出身で、現在映画やドラマで活躍している。頭で瓦を割る同社のCMに出演し、一躍有名になった。自身も犬と猫を飼っており、今年初めには自宅近くで野良猫が子猫を産んだため、保護して里親を探したという。「一匹でも多くの動物を助けたいという気持ちが強くなっていた。そんなときにアンバサダーの話をもらい、運命的。できることは積極的に活動していきたい」と抱負を述べた。
黒岩祐治知事は「強力なパートナーとして心強い。連携して動物愛護精神を広げるため活躍してほしい」と期待した。
県は老朽化したセンターの建て替え建設費11億円を全額賄うため寄付を募集しており、9月9日時点で約7,069万円が集まった。クレディセゾンと今年3月、連携協力の覚書を締結し、同社カードで支払いをした際に付与される「永久不滅ポイント」を建設基金に寄付する仕組みが始まっている。
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