(写真・神奈川新聞社)
2016ミス・インターナショナル世界大会に参加するアルゼンチンや香港、アメリカなど各国・地域の代表約70人が24日、箱根町の箱根山・大涌谷や芦ノ湖などを訪れた。火山活動に伴う規制の一部解除、箱根ロープウェイの全線再開から26日で3カ月。町は「観光客でにぎわう状況を世界中にPRできれば」と追い風に期待している。
一行はロープウェイの早雲山駅から大涌谷駅にかけての「空中散歩」を満喫。大涌谷では名物の「黒たまご」を味わって噴煙を背景に写真撮影するなどし、居合わせた観光客にも笑顔を振りまいた。
イギリス代表のロミー・シンプキンスさん(22)は「イングランドには火山がない。景色が違い、迫力がある」と噴煙に驚いた様子。日本代表の山形純菜さん(22)は、昨年の火山活動活発化で客足が減った影響などに思いを巡らせ、「今の様子を発信したい」と話していた。
大会参加者は、県などでつくる実行委員会の招きで23日から県内を訪れており、24日は箱根と小田原の観光施設などを見て回った。
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