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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜を拠点に活動するクラフトビール醸造家の鈴木真也さん(36)が、横浜DeNAベイスターズ前社長の池田純さん(41)とタッグを組んで新たなプロジェクトを始めた。横浜市戸塚区内の工場で新ブランドのビールを醸造。市内のビアバーで提供を始めたほか、インターネットで瓶ビールを販売している。飲みやすさを重視した味に仕上げており、「より幅広い人たちにクラフトビールの輪を広げる」(鈴木さん)考えだ。

 

新たなビールのブランド名は「WEEKEND JOURNEY(ウィークエンドジャーニー)」。池田さんがプロジェクトの発起人となり、「週末に旅に行ったような気分になってほしい」との思いを込めて名付けた。プロジェクトは2015年に横浜DeNAベイスターズが球団オリジナルビールの醸造を鈴木さんに依頼したのを縁にスタート。ブランド名と同じ新会社「ウィークエンドジャーニー」(鎌倉市極楽寺)を通じて、ビールを販売する。

 

販売するのは「ホワイトエール」と呼ばれる小麦を使用したビール。ベルギー産酵母を2種類ブレンドし、爽やかなかんきつ系の香りと酸味のバランスを保つことで、すっきりした味に仕上げている。クラフトビール好きな人にはもちろん、「多くの人たちがビールを飲みながら充実した休日を過ごすスタイルを提案したい」(鈴木さん)という。

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