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(写真・神奈川新聞社)

 

秋篠宮家の長女眞子さま(25)との婚約が決まった小室圭さん(25)は、眞子さまと5年ほど前に、大学の共通の友人を介して知り合った。

 

小室さんは眞子さまと同じ国際基督教大を卒業し、現在は法律事務所勤務で一橋大大学院に通う。横浜市港北区で、母親と祖父の3人で暮らしている。

 

学生時代の2010年には藤沢市の観光をPRする「海の王子」に選ばれ、1年間活動していた。

 

「明るくさわやかで、やさしい雰囲気。『海の王子』にふさわしいと思った」。当時「湘南江の島 海の女王&海の王子コンテスト」を担当していた市観光協会の荒井ひろみさん(42)は、突然の“ビッグニュース”に驚きと喜びを語った。

 

小室さんとの初対面は、同年6月のグループ面接。「笑顔がぎこちない18歳だな」。緊張している様子に見えた。応募者18人の中から海の王子に2人が選ばれ、翌7月から市の“観光大使”として県内外で活動。「女王3人、王子2人の中で一番年下。みんなに『圭くん』と呼ばれ、引っ張ってもらっている感じだった」

 

プロフィルの趣味は「バイオリン、スキー、料理」。将来の夢は「外交に携わる」。今後の抱負は「湘南藤沢の魅力をグローバルな視点から皆(みな)さまにお届けできたら嬉(うれ)しいです」。

 

海の王子が眞子さまの王子となり、荒井さんは「本当におめでとうございます。落ち着いたら祝福メールを送りたい」と祝福した。

 

海の女王として一緒に活動した並河理奈さん(26)は「とても勉強熱心だった」と振り返る。

 

藤沢市の名物料理を紹介した時のこと。小室さんの一言が忘れられない。「江の島丼という丼は、サザエが使われています。サザエの貝は中にぎゅぎゅっと身が詰まっていますが、藤沢市と江の島も楽しみや魅力が詰まった街です」。並河さんは「とてもセンスがあり、キャッチーな言葉だなと感心した」とほほ笑む。

 

小室さんと同じ料理店で3年間ともにアルバイトした荒川優子さん(24)は、「大学の国際系サークルで眞子さまと知り合い、サークルのメンバーでお花見に出掛けた」と聞いた。眞子さまの印象を「遠い存在と思ったが、庶民的で、優しいいい子なんだ」と口にしていたという。

 

店に来た小室さんの母が、「幼いときに父を亡くし、お母さんは僕が守ると言ってくれた」と語ったのが記憶に残る。「自分より人を優先するとても優しい人。眞子さまと穏やかな時間を過ごし、幸せになってほしい」とうれしそうだった。

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