(写真・神奈川新聞社)
受験生を応援しようと、湘南モノレール(鎌倉市)が26日から、合格を祈願した「サクラサクトレイン」の運行を始めた。懸垂式の「落ちない」車両にちなみ、来年3月4日までほぼ毎日走る。
この日は大船駅で合格祈願祭が行われ、江島神社(藤沢市江の島)の神職が安全な運行と受験生の合格を祈祷(きとう)。特別仕様のヘッドマークと行き先方向板が車両にセットされ、「サクラサクトレイン」が発車した。
同社の尾渡英生社長は「受験生や子どもの受験を見守る親を勇気づけたい。来年の春、皆さんが志望校に進めることを願っている」と話した。期間中、片瀬山駅を「勝たせ山」と標記した駅名看板を設置するほか、大船駅構内には昨年6月に引退した500形551編成の車体を支えたボルトをご神体として祭り、お参りできるコーナーも設けている。
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