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(写真・神奈川新聞)

 

横浜税関の資料展示室「クイーンのひろば」(横浜市中区)が10日、体験型の展示室としてリニューアルオープンする。同税関広報広聴室は「実際に検査機器に触れることで、税関の仕事や役割を知ってほしい」と幅広い世代の来場を期待している。入場無料。

 

税関の職場で活躍している金属探知機やファイバースコープを使い、輸入貨物や手荷物に隠された模擬の銃器や金などを発見するコーナーを新設。麻薬取締犬の仕事ぶりも知ることができる。

 

クルーズ客船の横浜港への寄港が増えていることから、外国人旅行客にアピールするため、展示コーナーには日本語に加えて英中韓の3カ国語で案内する音声ガイダンスを新たに設ける。横浜開港から税関の始まりを紹介するコーナーも充実させ、3代目歌川広重が描いた「象の鼻地区」周辺の浮世絵の床パネルも展示する。

 

問い合わせは同室電話045(212)6053。

 

「横浜三塔の日」の10日は「クイーンの塔」の愛称で親しまれている横浜税関庁舎の見学会が開かれる。「キングの塔」(県庁)と「ジャックの塔」(横浜市開港記念会館)でもイベントが予定されている。

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