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(写真・神奈川新聞)

 

藤沢市在住の漫画家ビッグ錠さんとその仲間たちの作品を紹介する「湘南台マンガてんこ盛り展」が18日、湘南台駅地下イベント広場(同市湘南台)で始まった。初日は、ビッグ錠さんやグルメ漫画の人気作家らがトークショーで勢ぞろい。作品に込めた思いや秘話を語り、来場者を引きつけた。25日まで。

 

1971年、少年マガジンに掲載した「釘師サブやん」が大ヒットし、人気漫画家として話題を呼んだビッグ錠さん。湘南台には72年に移り住み、「包丁人味平」など数々のヒット作を生んだ。

 

「グルメマンガは美味しい!」と題したトークショーでは、ビッグ錠さんをはじめ、「クッキングパパ」の作者・うえやまとちさん、「味いちもんめ」の作者・倉田よしみさんらが登壇。作中に登場する料理について、うえやまさんは「近所のおばちゃんやプロの方に教えてもらったメニューを実際に料理して描いている」と話す一方、倉田さんは「魚の種類によってお刺し身の切り方が異なる。手順や動作を描くのは難しい」と明かした。

 

ビッグ錠さんも「プロの料理人の手さばきは美しく、見ていてもかっこいい。そこが、料理マンガにのめり込んでいった理由だと思う」と語った。

 

同展では、漫画家やイラストレーター25人の作品のほか、漫画の原画などを展示。漫画紙芝居や漫画家の似顔絵ライブなども予定している。正午〜午後6時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは、湘南台市民センター電話0466(45)1600。

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