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(写真・琉球新報社)

 

沖縄地方は4日、午前から気温が上がり、那覇で午後1時38分に平年より5・8度高い、28・2度を記録した。那覇のこれまでの12月の観測史上最高は1914年12月1日の28・0度で、これを上回った。同日開催のNAHAマラソンは完走率が過去2番目に低い53・2%で、暑さが影響したとみられる。大会事務局によると熱中症などによる救急搬送も相次いだ。

 

沖縄気象台によると、例年は西高東低の気圧配置で北風が吹く季節だが、気圧の谷の影響で南からの湿った空気が入りやすい状況にある。4日は昼に晴れ間が広がったこともあり気温が上がった。

 

4日は那覇を含め県内の28の観測地点のうち、12地点で12月の観測史上最高気温となった。最も高かったのは多良間と波照間の28・7度だった。

 

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