(写真・琉球新報社)
沖縄の伝統工芸産業の活性化を目指し、サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表と選手兼任監督を務める沖縄SV(エスファウ)などは、首里織や紅型とコラボしたポロシャツを開発し、2月下旬から販売を始める。伝統工芸と異業種の連携で新たな魅力を発信することを目的に、沖縄SVとスポーツ用品を卸す大高商事が企画した「OKINAWA CRAFT LABOプロジェクト」の第1弾。高原氏ら沖縄SVメンバーが移動やイベント参加時に着用し、沖縄の伝統工芸品のPRにつなげる。
新商品は紺色の生地に、胸ポケットと襟裏に藍色の首里織を配したものと、袖口や胸元のボタン合わせにサッカーボールの紅型デザインをプリントした2種類。プロデュースした高原氏は「沖縄が世界に誇る伝統工芸を自分たちが着ることで、沖縄の誇りを共有できる。応援してくれる子どもたちにも魅力を伝えられる。文化的側面からも地域貢献できるスポーツチームになりたい」と語った。
プロジェクトでは今後も、文具などの分野で沖縄伝統工芸品との連携を進める。ポロシャツは1万6200円(税込み)。2月末から一部のわしたショップやインターネット上で販売する。問い合わせは大高商事・中村さん(電話)098(861)2213。
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