【動画41】息子が、オーストラリアからやって来た日・前編

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息子が、昨年12月19日に日本に帰って来る、ということが、決まるまでには、激しい水面下の交渉が、あった。

誰と?

息子の父親=元オットと、ですね。

最初、息子の父親は、息子は、親以外とは飛行機には、乗せないと言い張っていたが、そこを諦めず、粘り強く交渉。

アルツハイマー病の母を一人にして置けない状況を理解してもらい、更には、日本人のお友だちとお友だちのお母さんと一緒に同行させてもう、ということを何とか了承してもらった。

息子に会いたい私の必死の想いが、通じたのか。

imageとは、言え、条件が、一つあった。息子の父親が、1月に日本まで息子を迎えに来るので、飛行機代を私が払う、というものだった。

正直に言えば、息子の飛行機代だけでも大変な私には、父親の分までは、不可能だった。

結局、借金をお願いする事になった・・・

そうまでして、息子に会いたかったのは、もちろんだ。

imageが、息子の父親が、日本に来る事で、きっと何かが、起こるだろう、という勘もあったことは、否めない。

この映画には、必要な文字通り高価な仕掛け、種まき、ですね。

と、そんな映画監督としての私の思惑は、ひとまず置いておいて、久しぶりに成田で会った息子は、いつもと変わらない息子、明るくよく喋り、母親の私のセンチメンタルな感情など、見事に吹き飛ばしてくれた!

ああ、この母に、この息子あり、ですな。

 

ドキュメンタリー映像作家 関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』一覧

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