【動画47】アルツハイマー病の母の久し振りの入浴と孫たち
母が、入浴するのは、決まって家に誰もいない時だ。これも、オモシロイ!
もう3〜4年ほど前になるだろうか。冬の日本に一時帰国した息子と私は、夕方から出かけ、寒くなるので、先に息子を一人で帰し、私だけで夕食の買い物を済ませて帰ると、息子が、家の辺りでウロウロしていることが、あった。
息子曰く、玄関のベルを何回も鳴らしても、オバアちゃんが出てくれない、と悲痛な声を上げた。
おまけに玄関には、チェーンまでかかっていて、鍵を持っていても家の中には、入れなかった!
この時、母は、夕方からお風呂に入っていたのだが、お風呂で洗濯もするため、母のお風呂は、かなり長かったのである。
今振り返ると、この時分から、母の心に鍵が、かかり始め、引きこもりが始まる予兆だったのかも知れない。そして、洗濯機の使い方も分からなくなっていたんだろうなあ、と思う。
母とお風呂の関係は、考えている以上に複雑だ、と思っているところに、母の新年の初風呂に出くわした。
もちろん、今回も息子と私が、出かけている夕刻時の入浴となった。でも、有り難い事にチェーンをかけ忘れている!
しかも今回は、息子が、わざとらしい演出し、母のあずかり知らぬところで、大爆笑になってしまった!!
アルツハイマー病の母に、この孫2人、なんである。
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