NYっ子も度胆を抜かれた! YOSHIKI X JAPAN NYライブ大熱狂!

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YOSHIKI率いるX JAPANが、20101010日(日本時間11日)夜7時から、アメリカのNY・マンハッタンの中心部にある、Roseland Ballroomで、北米ツアーのファイナルとなるライブを行い、集まったニューヨーカーたちも、YOSHIKIの鬼気迫るドラムプレイに惜しみない拍手と喝采を送り、日本のロックバンドX JAPANの名をとどろかせる記念すべき夜となった。

 

19928月、X JAPANが海外進出の会見を行ったのは、NYにあるロックフェラービル。そのビルから約800メートルの距離で、マドンナもステージを踏んだという、ブロードウェイの伝統ある劇場、Roseland Ballroom

今回は、ニューヨーク誌『New York Post108日付のエンタメ紙面、約1/2の大きさで特集され、『日本のBONOと呼ばれるビッグアーティスト』と紹介。米メディア約100社からの取材を受け、前評判を読んでいたこともあり、収容約3000人のこの劇場の周りを、現地アメリカのファンや日本から駆け付けたファンが、2週半も取り囲み、開演を待ちわびた。最初に並んだのはメキシコ人の母と子。3日間前から並んでいたという。

開演前、YOSHIKIはそんなファンのために、ピザ200枚を急遽プレゼント。

会場には収容人数を超える3800人がつめかけSOLD OUTするほど盛況で、

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9時、ステージのドラム台にYOSHIKIが立ち現われると、NYのファンたちからは大歓声が起こった。

Jade』『Born To Be Free』の新曲をはじめ、代表曲『紅』『Rusty Neil』の英語バージョンを披露するなど、11曲を2時間20分のライブを、全力疾走で駆け抜けた。

先日のシカゴライブ前日、自らが甲状腺の疾病に罹っていることを告白し、満身創痍のYOHSIKIだが、1曲目から、全身がドラムと一体化したかの如く、今までの人生の思いのたけを込めて打ちおろすドラムスティック。

ファンは固唾を飲みながら、YOSHIKIの一挙手一投足を注視続けた。

この日、誕生日を迎えたToshIのために、YOSHIKIは、100ポンドもある(約45キロ)巨大なバースデーケーキを持ち「Happy Birthday to ToshI」とサプライズでステージに登場。YOSHIKIのピアノ演奏で、会場中からのハッピーバースデーの大合唱。

「このケーキ、100ポンドあるよ~。これ終わったら食べてね」と笑顔を見せた。

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ラスト曲『X』では、4000人の観客がXジャンプで、ブロードウェイの伝統ある会場が大揺れに沸いた。

一曲目から、勢いづいたドラムプレイでファンを魅了し続けたYOSHIKIの勢いはとどまらず、盛り上がりが最高潮に達し感極まり、「今日、NYでライブができて超幸せ!!!」と客席にダイブ。

アンコールに、着物姿で登場したYOSHIKIは、NYの観客に向けて静かに語り始めた。

「このショーに来てくれて本当にありがとう。

これは夢が叶ったんだよ。とてもとても長い時間がかかったけれど」

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これでYOSHIKIは、18年間の悲願、アメリカ進出の第一歩となる、北米7都市のツアーを無事に終了するとともに、「無敵のロックスター」としての存在をニューヨーカーたちにも知らしめた一夜となった。

公演後、YOSHIKIは、「僕たち全米ツアーを無事に完走できたことがうれしい。みんなが今まで応援してくれたから、夢がまたひとつ叶った。本当にありがとう」と、喜びをかみしめていた。※Yoshiki Official Twitterより(http://twitter.com/YoshikiOfficial

 

(取材・文 川村一代)

<演奏曲>
1.JADE
2.Rusty Nail
3.Silent Jealousy
4.Drain
5.Violin Solo
6.Piano Solo
7.紅
8.Born to be free
9.Drum Solo
10. I.V.
11. X
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12. Endless Rain
13. Art of Life

 

 

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