[E:note]ほかのアーティストの方々と組んだ理由は?
MIKU:リアルにお兄ちゃんたちですね。ずっと話してきた先輩のアーティストたちです。全員、即OKで、SEAMOさんは名古屋のお兄ちゃんと呼んでいるくらいお世話になっています。
YURIE:SEAMOさんとは、楽曲を作る前から一緒に作ろうって話はしていたんですよ。
ALISA:みなさんそうだよね。
MIKU:SEAMOさんと初めてライブでご一緒したときが、SEAMOさんが改名したときで。もともとシーモネーターのころからすごくリスペクトしていたので、あのカッコは東京でも話題になったんですよ、天狗のお面をつけて裸でラップしている奴がいるって(笑)。先輩にビデオを見せてもらって、そのころから知っていたましたね。じっさいにライブでご一緒した後の打上げのときに隣に座っていらしたので、これは絶対に語らなきゃ!とSEAMOさんの隣りをロックして永遠と話をさせていただきました(笑)。それに、SEAMOさんはもともとダンス甲子園に出られていたダンサーで、お同じダンスというキーワードもあって親しくさせていただいているんです。
YURIE:ライブで会場のお客さんに簡単なダンスのステップを教えてみんなで踊っているのを見て、「こういうの、YA-KYIMでもやりたい!」と思いましたね。ライブスタイルも勉強になります。000099
MIKU:今回は初回限定盤でミュージックビデオを2本撮ったんですよ。『君がいるだけで』と『さぁ行こう!』と両A面なので、そのミュージックビデオをぜひみなさんに見ていただきたいですね。『君がいるだけで』では、縁のあるBBOY PARKもやっている渋谷界隈で撮影したんです。ダンスをばっちり踊るというよりメッセージを伝えることにポイントを置いて、『さぁ行こう!』がガッツリ踊っていますので。
ALISA:すごい踊りまくっているんですよ、楽しくなっちゃった(笑)。YA-KYIM の連絡網で知り合いのダンサーを50人呼んで一緒に踊っています。
MIKU:あと、童子‐TさんとHI-DさんとSpontaniaさんの曲も両A面ではないんですけれども、すごくYA-KYIM的には新しい曲になっています。
YURIE:恋愛ソングなんです。全部、シングル曲でも良い!くらいの気持ちで作りましたので、ぜひ、多くの方々に聴いていただきたいです。

[E:note]先輩達からたくさんの愛情を受けてきて、逆に自分たちは後に続く人たちにこんなことをしてあげたいなあと思うことはありますか。
MIKU:いつもそういうことばかり考えていますね。今って、すごい繋がっているところ太く繋がっているんですけど、分かれているところもあるんです。私たちはとても良い環境でいられたので、BBOY世代のヒップホップのレジェンドの方々ともお話させて頂いたり、逆にこれから出ていく10代の子たちとも繋がりがあります。でも、上は上だし、下は下だから、そこを繋ぐ懸け橋にならなければいけないと思うんですよ。それができると思っているし、ユニティというか、ひとつのファミリーとして繋がっている良さもすごくよく知っているから、頭じゃなくて体でわかっているのでそれを伝えたいですね。

[E:note]世代間の交流がもっとないとヒップホップカルチャーは盛り上がらない?
MIKU:私たちの場合は、ヒップホップとかジャンル関係なく、ヒップホップを知っている人も知らない人も「音楽って良いですよね!」と、もっと大きい枠で「人同士が繋がることができたら良いよね!」っていうことを伝えていきたいと思っています。
ALISA:ロックもヒップホップだなあって思っちゃうし。
MIKU:だって、ロックの曲をヒップホップのミュージシャンが使っていますからね。あとはこんな人同士が一緒に出ちゃうの!? って見る人が驚いちゃうような方々と組んでライブをしたいですね。

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